自転車のテールライト(リアライト)は自動点灯式が便利です。

チョットいいママチャリには
最初からついていることもありますが

クロスバイクやロードバイク用の
テールライトは手動のものがほんどです。

暗くなったら自分でスイッチを入れれば?

という声が聞こえてきますが、
ロードバイクでロングライドをすると
トンネルによく出会います。

峠道はもちろんですが、
海沿いや街中でも出会います。

 

私は神奈川県に住んでいますが、
私の好きなツーリングコースの
江ノ島から三浦半島のルートにもトンネルがあります。

通常のテールライトは、
手が届かない後部につけていると、
当たり前ですが、
走りながらスイッチは押せません。

自転車を降りて
スイッチを入れればいいのですが、
面倒なので、つい
テールライトを点灯しないで
トンネルに入っていく
ことになります。

トンネル内では
反響した車のエンジン音が
爆音となって迫ってきます。

車道左側の白線の内側には
段差や荒れがあり、
異物も落ちているので、
これ以上は左へ寄れません。

自動車やトラックが近づく度に、
点灯してないけど大丈夫か?!
と、びくびくしながら
走ることになります。
(それなら点灯しとけば、といわれそうですが)

 

そんなとき、
自動点灯(点滅)式のテールライトなら大丈夫です。

暗くなると自動で点灯(点滅)するので、
安心してトンネルに入って行けます。

この記事では、
前回の記事に引き続き、
もう少しテールライトについて書いてみます。

お役に立てれば幸いです。

 

前回の記事はこちらです↓
自転車のテールライトは点滅でいい?

 

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自動点灯式のテールライトにはどんな製品がある?

以前は、自動点灯式(又は点滅)のテールライトは少なかったのですが、ここ数年で増えてきています。

私が知っている製品を挙げてみます。

 

まず、キャットアイには次の製品があります。

キャットアイ(CAT EYE)ラピッド3オート

明るさと振動を感知して自動で点灯します。

単3電池1本を使用するタイプで、小型(本体と電池で44g)なのが良いです。

点灯が約3時間、点滅が約80時間、ラピッドが約20時間です(ラピッドは点滅の発光パターンの一種です)。

これまで、ロードバイクには大きすぎる製品(TL-LD570R)しかなかったので、発売された当時はやっと出たという思いでした。

 

また、USB充電式でさらに小型軽量(21g)になった自動点灯式テールライトが発売されました。

キャットアイ(CAT EYE)ラピッドマイクロオート(TL-AU620-R)

点灯が約6時間、オルタネイト(交互点灯)が約24時間、ラピッドが約35時間です。

点灯時間が長くなって、何より軽量なので、ロードバイク乗りにはうれしいですよね。

 

クロップス(Crops)にも自動点灯式のテールライトがあります。

クロップス(Crops)テールライトEZ400mu

当時は、キャットアイのラピッド3オートは発売されていなかったこともあり、私はこちらを購入しました。

USB充電式で、本体のみで実測25g、取り付けバンドを含めても30gです。小型で軽量なのでロードバイクに最適です。色は黒とグレーがあります。

自動なのは「点灯」ではなく「点滅」で、点灯は5.5時間、点滅なら40時間です。

(上記のキャットアイのラピッドマイクロオートはこの製品と競合します)

感度は良好で、トンネルの入り口で絶妙なタイミングで点滅します(自分では分かりにくいので、仲間に確認してもらいました)。

ですが、どうも個体差があるようで、その仲間が買った製品は、トンネルに入って少ししてから点滅します。

センサー部分に少し透明度の低い透明テープを貼って点滅のタイミングを調整してもよいですが、十分に明るく目立つライトなので、いっそのこと、黒いテープを貼って走行中は常時点滅でも良いかもしれません。

点滅時間が40時間と十分に長く、バッテリー残量の表示機能もあり、停車して振動がなくなると自動でオフになるので、日帰りツーリングなら電池切れの心配はありません。

 

その他にもありますが、
明るさが今ひとつの製品もあるので、
購入の際は明るさにも注意してくださいね。

自動点灯の機能があっても、
肝心な明るさが不足していては意味がないので。

リモート式のテールライトもある

自動点灯式は便利ですが、手元でオン/オフできてもいいですよね。

なので、リモート式の製品(ANT+対応)も発売されています。

ボントレガーの「Flare RT Tail Light」です。

別売りのスイッチ(Transmitr Remote)をハンドルに取り付けると、手元でオン/オフが可能になります。

ですが、ライト本体が10500円、スイッチが8900円と値段が高いのが残念です。

 

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日中の点灯用のテールライトもある

自動点灯や手元でのON/OFFも便利ですが、

いっそのこと昼間でも点灯しとけば、
ということで、

日中用のテールライトがあります。

上記のボントレガーの「Flare RT Tail Light」には、日中の点灯のためのモードがあります。

また、リモート機能が無い少し価格が低い「Flare R Tail Light」(7500円)にも同じモードがあります。

商品説明によれば、
65ルーメンの明るさで「2km先から日中でも視認可能」です。

日中モードでの65ルーメンの点滅が5.75時間、35ルーメンで10時間、25ルーメンの連続点灯が4.5時間です。

ロングライドには65ルーメンのハイモードの点滅時間は短いので、35ルーメンのローモードの点滅を使うことになります。通勤ならハイモードでも大丈夫ですね。

ちなみに、通常モード(夜間モード)であれば点滅が23時間、連続点灯が21時間です。

 

キャットアイからも日中の点灯に使えるテールライトが発売されています。

ラピッドエックス3(RAPID-X3)

明るさは100ルーメン、点滅が約30時間、ラピッドが約16時間、連続点灯はハイモードで約1時間、ローモードで約5時間です。

ボントレガーの製品と同じように連続点灯の時間が短いので、ロングライドでは点滅かラピッドで使うことになります。

自動車にとって自転車はいつも減速状態

自転車のスピードは自動車に比べて遅いので、ドライバーが前方に自転車を発見したときは、既に、前方の車がブレーキで減速している状態と同じです。

が、自転車にはブレーキランプはありません

その時、ドライバーが自転車に気づくのが遅れたらとても危険です。

なので、サイクリストは、少しでも早く後方の車のドライバーに気づいてもらわなければいけません。

最近は、LEDと電池の性能がよくなったため、明るく、長時間の点灯が可能になってきています。昼間の点灯を検討してみても良い時期になりました。

減速すると点灯するテールライト

ちなみに、キャットアイからは、
自動車のブレーキランプのように、
減速するとテールライトが点灯する製品が発売されています。

ラピッドエックス2キネティック(RAPID-X2 KINETIC)

2分の動画ですが、自転車のテールライトも進化していることがよく分かります。

追突事故は死亡事故になりやすい!テールライトの点灯点滅でアピールを

前回もお話ししましたが、
自転車の事故において、
後方からの追突事故は突出して致死率が高い という報告があります(イタルダ・インフォメーション、No.88, 2011,April, (財)交通事故総合分析センター)。

また、アメリカにおいても、
アメリカ国内の自転車の死亡事故の40%が、後方から追突されるものだったという報告があります(Every Bicyclist Counts、アメリカ自転車連盟、2014年5月)。

自転車の追突事故においては、
後方の自動車はスピードが出ていることが多いため死亡事故になりやすいといわれています。

 

私は神奈川県に住んでいますが、お気に入りのコースの1つに三浦半島巡りがあります。

特に三浦海岸から時計回りに県道215号で城ヶ島までのルートは、海と田園風景を見ながら気持ちよく走ることができます。

途中にチョットした坂が2カ所ありますが、それを乗り越えれば、城ヶ島や三崎ではマグロ料理がおいしく、グルメライドも楽しめます。

 

ですが、残念なことに、
2015年の4月に、このルートの途中にあるトンネル内で自転車の死亡事故がありました。後方からトラックが衝突したようです。

後方からの追突は、
自分では避けようがなく、
自動車のドライバーに気づいてもらう
しかありません。

そのためには、
後方のドライバーへのアピールが大切で、テールライトの点灯(点滅)はとても効果的です。

サイクリストの走行中の意識について、
「走行中、自分は視認されている」
と過信しているという研究報告もあります。

「自分は大丈夫」と思わないで、
後方からの追突を防ぐためにテールライトを点灯しましょう。

 

テールライト(リアライト)のルールについてはこちらの記事をどうぞ↓
自転車のテールライトは点滅でいい?

フロントライトのルールはこちらです↓
自転車のフロントライトは明るさに注意!点滅は無灯火?

自転車の交差点でのルールを確認しておきましょう↓
自転車は車道?!交差点でのルールと注意点