大腸検査は何の検査かご存じですか?
そうですね。
癌(がん)の検査です。
先日、有名な俳優さんが大腸がんで亡くなられました。
54歳、末期だったそうです。
大腸がんは、
日本人がかかる癌(がん)のなかでも、
胃がんや肺がんに並んで多いと報告されています。
男女とも40歳代から
大腸がんになる可能性が上がり、
高齢になるほど発生しやすくなります。
早期発見のためには、
定期的な検診が必要です。
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大腸検査はどのような検査?
会社にお勤めの方ならご存じかと思いますが、大腸検査は、健康診断の検査項目にあります。
便潜血検査(検便)ですね。
文字通り、便に血液が混じっていないかを検査します。自宅で二日に分けて便を採取し、検診機関等に提出します。
面倒、忙しい、自分は大丈夫だからと、健康診断で便の提出を怠っていませんか?
便潜血検査(検便)はがんの検査です。
手遅れにならないように検査を受けましょう!
検査の費用
便潜血検査の費用は、会社による健康診断での検査であれば、通常、無料(会社負担)です。
一方、自営業の方や主婦の方など、お勤めでない方は、各自治体が、がん検診の推進(一部又は全額援助)を行っています。ぜひ、お住まいの地域の自治体にご確認ください。
私が住む地域の自治体では、2000円ぐらいかかる検査を、満40才以上であれば、600円で受けることができます。
また、期限付きですが、無料クーポン券の配布も行っています。
自治体のサービスを活用しましょう。
異常なしでも定期的な検診を
大腸検査で「異常なし」の結果であれば、ひとまず安心です。
といいたいのですが、その後も、定期的に検診を受ける必要があります。
年齢とともに癌が発生しやすくなり、検査後に発生する場合もあるからです。
また、検査の結果にかかわらず、下腹部に違和感のある方や、腸の調子がよくない方、より精度の高い検査結果を知りたい方は、医師とご相談の上、精密検査として大腸内視鏡検査をご検討ください。
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異常ありでもあわてないで!
大腸検査(便潜血)の結果、陽性反応があれば精密検査を受ける必要があります。
ですが、決してあわてないで下さい!
といいながら私はあわてました。
以前受けた大腸検査の結果が「要精密検査」(陽性)でした。
当時の私は、この結果に過剰に反応し、必要以上に不安になりました。
本当に癌(がん)なのか?、
進行していたら? 転移は?
余命は何年? 残された家族は・・・
がんの宣告のシーンはテレビでよく見ますが、当事者になると(思い過ごしでしたが)、こんなに精神的につらいとは思いませんでした。
失意の私が精密検査として受けた大腸内視鏡検査については、とても大切な検査ですので、次回、改めてお話します。
他人事にしないで検診を
他人事、自分は大丈夫と思っていませんか?
奥様は(パートナーは)検診を受けていますか?
ご両親は大丈夫ですか?
癌(がん)は早期発見が大切です。
ある日突然、とならないように、定期的に大腸検査を受けましょう!
私が受けた大腸内視鏡検査の記事も読んでくださいね↓
→大腸内視鏡検査は痛くない?受診の流れと体験記
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