ページが見つかりませんでした – 当サイトでは、自転車をメインにお役に立てる情報を発信します。日々の気になることや疑問に思うことに関する情報もお伝えします。 https://oyakudachi-infom.com 当サイトでは、自転車をメインにお役に立てる情報を発信します。日々の気になることや疑問に思うことに関する情報もお伝えします。 Sun, 06 Mar 2022 08:37:52 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.3 【アルミとカーボン】ロードバイクの最初の一台はどっちがいい?トレックのエモンダ(2018年モデル)で考えてみた https://oyakudachi-infom.com/archives/3094.html https://oyakudachi-infom.com/archives/3094.html#respond Sat, 21 Apr 2018 04:26:07 +0000 http://oyakudachi-infom.com/?p=3094 ロードバイクを初めて買う時、
アルミフレームとカーボンフレームのどちらにするか迷いますよね。

アルミフレームの完成車なら10万円台で良いものがあります。

ですが、近頃は
カーボンモデルの価格が下がり、
20万円前後でも買えるようになりました。
アルミモデルの予算から少し無理すれば手が届く価格です。

「カーボンモデルはアルミモデルより高性能」
といったイメージもある一方、
「下位グレードのカーボンモデルにするならアルミモデルの方がいい」
と耳にするので迷います。

 
どちらを買うにしても高額な買い物です。
しっかり比較検討してから買うのがよいです。

そこで、この記事では、
初めてのロードバイクは
アルミとカーボンのどちらが良いのか
メリットとデメリットをまとめて考えてみました。

また、旧モデルの比較になりますが、
具体的にトレック2018年型の
アルミフレームのエモンダALR
カーボンフレームのエモンダSLをスペック上で比較してみました。
同じメーカーの
同一シリーズのモデル同士で比較すると違いがよく分かるはずです。

他のメーカーの検討においても
選ぶポイントは同じなので参考になるかと思います。

初めてのロードバイク選びのお役に立てれば幸いです。

 

 

アルミとカーボンのメリットとデメリットは?どっちがいい?

まず最初に、
アルミモデルとカーボンモデルを比較したとき
よく耳にするメリットとデメリットを以下にまとめてみます。

加工のしやすさとか、
設計の自由度とか、
メーカー側の都合は除きます。

アルミとカーボンのメリットとデメリットがわかれば
自分にはどっちがいいか判断しやすくなります。

【アルミフレーム】
メリット:安い。丈夫。
デメリット:振動吸収性が低い。乗り味が硬い。

【カーボンフレーム】
メリット: 軽い。振動吸収性がよい。乗り味が良い(ただし上位グレードは硬め)。
デメリット:高価。破損が心配。

このように、
アルミフレームとカーボンフレームは、
価格、丈夫さ(取り扱い易さ)、振動吸収性、乗り味の点で一長一短があります。

軽さについては、
一般にカーボンが軽いと言われますが、
低グレードのカーボンはそれほど軽いわけではありません。
後でエモンダの比較において説明します。

乗り味についても、
素材のグレードやフレームの設計で剛性が変わるので、
必ずしもカーボンだからよいとは限りません。

以下にもう少し詳しく説明します。

アルミのメリットはカーボンのデメリット

上記のように
アルミのメリットは「安くて丈夫」なこと、
カーボンのデメリットはその裏返しで「高価で破損が心配」なことです。

アルミモデルは10万円台が一般的で、
カーボンモデルは通常20万円以上します。

カーボンモデルが安くなったといっても
初心者にとって自転車に20万円はやはり高いです。
その上、カーボンはアルミより破損しやすいと聞くと購入をためらいます。

その点について少し書いてみます。

カーボンフレームの取り扱いには注意が必要

カーボンフレームはカーボン繊維で強化された樹脂で作られています。

いわゆる強化プラスチックなので、普通に乗っているときは問題ありません。

ですが、
転倒(落車)したときや、
立てかけておいたロードバイクが倒れて
フレームの細い部分(特にシートステー)が
コンクリートの角にぶつかって破損!なんてことはあり得ます。
一方、アルミであれば少しのヘコミですむかもしれません。

そう簡単に破損はしませんが、運が悪いと起こり得ます。

破損はしていなくても
傷が大きいと、
そのまま乗り続けていいのか不安になります。

 

また、ネジをしめすぎると割れます。

サドルの高さ調整においてネジのしめすぎは注意です。
カーボンシートポストが割れます。

ボトルケージの取り付け部のネジも注意が必要です。

トルクレンチは必須のアイテムです。

なお、トレックのカーボンフレームは
シートポストの一部とフレームが一体(シートマストキャップ構造)なので
割れるとシートポストの交換だけではすみません。

 

このように、カーボンロードバイクの扱いには注意が必要です。

その点、アルミフレームは金属製なのでそこまで気をつかわなくてもすみます。

ちなみに、近頃は、高級なカーボンモデルに乗る方が増えたせいか
自転車の車両保険
リペアサービス(修理補償)、
損傷の診断サービス(超音波診断)の広告を目にするようになりました。

 


トルクレンチを買うなら、こんな安いのがあります。

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アルミのデメリットはカーボンのメリット

上記のように
アルミモデルのメリットは安くて丈夫なことです。
なので、初心者にはアルミモデルがよいです。

ですが、
次のアルミフレームのデメリットと
カーボンフレームのメリットを聞くと、
カーボンモデルが欲しくなるので迷います。

【アルミフレームのデメリット】
振動吸収性が低くて、乗り味が硬い。

【カーボンフレームのメリット】
軽くて、振動吸収性がよくて、乗り味がよい。

フレームの重さと振動吸収性の違いは、
主に素材自体が持つ特性に原因があります。

素材自体の重さの違い

アルミも金属の中では軽いのですが、カーボンはもっと軽いです。

比重(g/cm3)をネットで調べてみたら、

  • アルミの比重:約2.7
  • カーボンの比重:約1.5~1.7

でした。

半分とはいきませんが
カーボンはアルミの6割(60%)くらいの軽さです。

このようにカーボンは比重が小さい上に
また加工もしやすいので、
軽くて高剛性のフレームを形成できます。

説明はいらないと思いますが、
ロードバイクの比較において軽さはとても大切なポイントです。

ただ、後でエモンダの比較で説明しますが、
低グレードのカーボンフレームはそれほど軽いわけではありません。

振動吸収性と乗り味の違い

カーボンの振動吸収性については、
金属バットで硬いコンクリートをたたくと
ビリビリ振動が手に伝わりますが、
プラスチック製のバットでたたいても
それほど振動がないのと似たイメージです。

振動吸収性がよいと
乗り心地がよくなり、また一般に疲れにくくなります。

乗り味については、
個人的な感想になりますが、
アルミフレームの自転車は
硬いというか、芯があるという感じがします。
加えた力に対して変形量が小さいためです。

一方、カーボンモデルは
素材自体の振動吸収性がよいことや
フレームに適度なしなりがあって乗り味がよいです。

ただ、上位モデルになると
競技者のパワーに負けないように、
フレームの剛性が高くなるので硬い乗り味になります。

ちなみに、
フレームサイズが小さくても剛性が上がるので硬めになります。

 

このように乗り味は同じカーボンモデルでも
カーボン素材のグレードや
フレームの形状(ジオメトリーやサイズ、チューブの形状や厚み)によって変わります。

 

また、乗り手によっても違います。
低価格グレードのカーボンモデルよりアルミモデルがよく進む、
という方もいます。

こぎ方(ペダリング)にもよりますが、
一般にアルミフレームの方が
加えた力に対する変形量(たわみ)が小さく、力が逃げないため進みます。

一方、
低価格グレードのカーボンモデルは
カーボン素材の振動吸収性に加えて
フレームのたわみによる振動軽減の効果が大きいので、
乗り心地を重視する乗り手には相性がよいです。

週末にツーリングやロングライドを楽しむホビーライダーなら
低価格グレードのカーボンモデルで十分です。
(低価格といっても20~30万円はしますが)

アルミとカーボンのどっちがいいか

エモンダの比較の前に
結論を先にいうと、
ロードバイク完成車に払える金額が
20万円台が限度なら、
乗り手に応じて以下のようになります。

【競技志向/ヒルクライム志向の方】
アルミモデル(105搭載)がおすすめ。

【ツーリング/ロングライド志向の方】
アルミモデルで十分ですが、
入門用又はセカンドグレードのカーボンモデルもおすすめ。

必ずしも
「初心者だからアルミ」
「競技者ならカーボン」
というわけではないです。

ですが、
ママチャリしか乗ったことがなく、
競技はもちろんロングライドのイメージもない方は、
ムリして高価なカーボンモデルを買うことはないです。

予算に余裕をもって入門アルミモデルを買って
まずはロードバイクに乗り慣れることが大切です。
初心者には買わなければいけない自転車用品がたくさんあります。
(後から後から次から次へと必要な物や欲しい物が出てきます)

 

次に、
トレックのエモンダ2018年モデルを例に挙げて
アルミモデルとカーボンモデルを具体的に比較してみます。
どちらがよいのか、上記のおすすめの理由が分かります。

これまで
「重い/軽い」とか、「高い/安い」とか
おおざっぱに書きましたが、
実際はどのくらい違うのかも分かります。

トレック以外の他のメーカーでも
比較するポイントは同じなので参考にしてみてください。

 

アルミモデルとカーボンモデルの価格とスペックの比較【トレック「エモンダ」の場合】

以下は旧モデルでの比較になりますが、
選ぶときの考え方の参考になればと思います。

価格の違いについて

トレック「エモンダ」2018年モデルの
30万円以下のラインナップは以下の通りです。
価格は税抜きです。

25万円以下なら、
コンポが同じ105の
エモンダALR5とSL5を比較することになります。

【アルミモデル】
エモンダARL4(ティアグラ):129,000円
エモンダALR5(105): 166,000円
エモンダALR6(アルテグラ):297,000円

【カーボンモデル】
エモンダSL5(105):213,000円
エモンダSL6(アルテグラ):297,000円

カッコ内は、シマノ製のコンポ(コンポーネント)の名称です。
コンポとは、変速機やブレーキ、クランクなどのパーツのセットのことです。
ティアグラ<105<アルテグラの順で軽くなり、性能も価格も高くなります。

105は後(リア)のギアが
11速(11段)なので
上位のアルテグラ、さらに最上位のデュラエースと互換性があるパーツを含みます(ただし2018年モデルの発売当時)。

この105が装着された
エモンダALR5とSL5を比較すると、
アルミとカーボンの違いが良く分かります。

コンポも同じで
ホイールもタイヤも同じ
パーツもほぼ同じなので比較するのに最適です。
(ハンドルもサドルもステムもスプロケット11-28もクランク50/34も同じ)

 

まず、完成車の価格を比較すると、
価格差は47,000円です。

エモンダ(2018年型)はフレームセット単体でも販売されていて
その価格差は51,000円なので、
完成車の価格差は、ほぼフレームセットの価格差であることが分かります。

【アルミ】
エモンダALRフレームセット:
116,000円

【カーボン】
エモンダSLフレームセット:
167,000円

この価格差(約5万円)が安いと思えば
カーボンモデルのエモンダSL5、
逆に高いと思えばアルミモデルのエモンダALR5を選ぶことになります。

もし、試乗する機会があったら、
コンポもパーツもホイールもタイヤも同じこの2台を乗りくらべるとよいです。
アルミとカーボンの違いがよく分かるはずです(フレームサイズも同じものがよいです)。

この2台を乗りくらべて
違いが分からなかったらアルミモデルで決まりです。

もし、違いが分かったら、
自分は競技志向なのか、
ツーリング/ロングライド志向なのかをベースに判断するとよいです。

前に書いたように、
ツーリング/ロングライド志向なら、
少し無理してカーボンモデルでもよいです。

どっちの志向か分からなければ
また競技志向なら
コストパフォーマンスの良いアルミモデルでスタートするのがおすすめです。

 

ちなみに、
コンポが同じアルテグラなのに
アルミモデルの「ALR6」が
カーボンモデルの「SL6」と同じ価格なのは
アルミモデルの「ALR6」に高価なホイールがついているためです。

重量の違いについて

2018年型のエモンダALR5とSL5の重量の違いは次の通りです。
(トレックのホームページからの数値です)

サイズ56cm(適応身長173~180cm)
【アルミモデル】
エモンダALR5: 8.47kg

【カーボンモデル】
エモンダSL5: 8.38kg

重量差は0.09kg(90g)
カーボンは軽いとよく言われていますが、それほど違いはありません。

なぜ重量差が小さいのか?
その理由は次のとおりです。

トレックのカーボンの材質は
OCLVの「400」、「500」、「600」、「700」があります。
数字が大きいほど
高密度で強度、耐久性に優れ、軽量なフレームを形成できます。
当然、値段も高くなります。

25万円以下の
カーボンモデルのエモンダSL5は
上から3番目のOCLV「500」です。

 

一方、
アルミモデルのエモンダALR5は
アルファアルミ「100」、「200」、「300」の中の
最もグレードの高いアルファアルミ「300」を使っています。
数字が大きくなるほど、品質が高く、
剛性と軽さのバランスのとれたフレームを形成できます。

下の動画は、アルファアルミ「300」の解説動画(2分55秒)です。
工夫されたアルミフレームであることが分かります↓

 

また、
フロントフォークのコラム(軸の部分)が
カーボンモデルのSL5はアルミですが、
アルミモデルのALR5はカーボンです。
なので、
フロントフォークはアルミモデルのALR5の方が軽いです。

このように
アルミモデルのエモンダALR5は
アルミフレームの中でも軽量なフレームが使われ
フロントフォークも軽いので
カーボンモデルのエモンダSL5とほぼ同じ軽さになっています。

 

一般にカーボンフレームは軽いといわれていますが、
それは上位グレードのことで、
下位グレードのカーボンフレームは
上位グレードのアルミフレームとそれほど重量差はありません。

ツーリング/ロングライド志向なら初心者でもカーボンモデル

では、下位グレードのカーボンモデルはダメかというと、そうではありません。

フレームの重量差はそれほどありませんが、
前に書いたように
振動吸収性や乗り味の点でメリットがあります。

競技志向の初心者ならアルミモデルがよい理由

アルミモデルは、一般に
路面の振動が伝わりやすく、
素材が変形しにくい(たわみにくい)ので
乗り味が良いとはいえません。

ですが、
競技志向なら、乗り心地よりも剛性が大切です。

剛性が高いフレームは、
乗り手のパワーがダイレクトにリアホイールに伝わります。
なので、加速の際に反応がいいです。

競技志向の方が
下位グレードのカーボンモデルを買うと
すぐに物足りなくなって上位グレードのカーボンモデルが欲しくなります。
(競技志向でなくても、各メーカーの上位グレードには魅力的なモデルが多いので欲しくなって困りますが)

 

また、
ロードバイクの競技では落車(転倒)がつきものです。

前にも書きましたが
カーボンフレームは落車したときの破損が心配です。
破損までしなくても
大きな傷がついた場合、そのまま乗り続けてもよいか不安になります。
点検や補修には結構お金がかかり、その間はロードバイクに乗れません。

なので、
アルミモデルでしっかりスキルアップしてから、
上位グレードのカーボンモデルに乗り換える
のがおすすめです。
そのうち好みのモデルも変わります。

カーボンバイクに乗り換えた後、
これまで乗っていたアルミバイクは、
室内練習用の固定ローラー台に使ったり、
普段乗り用のセカンドバイクとして使ったり、
バーハンドルに交換して高速クロスバイクにも改造できます。

あるいは、
オーバーホールのタイミングで乗り換えるのであれば、
フレームセットの交換で済むので、
カーボンフレームの完成車を買うよりも節約できます。

完成車のホイールは重い

フレームセットが軽くても、
10万円台から20万円台の完成車には重いホイールがついています。

ホイールの重さはフレームの重さ以上に走りに影響します。

競技では順位やタイム差に、
ロングライドでは疲労度に違いがでます。

輪行では、肩にかついだ時に重いです。

なので、乗り慣れた頃に、
軽いホイールに交換すると良いです。

例えば、
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ホイールが軽いと、順位アップやタイムの短縮はもちろんですが、ロングライドやツーリングも楽しくなりますよ。

 

まとめ

いろいろ書きましたが、
まとめると、

初めてのロードバイクに
アルミモデルとカーボンモデルのどちらにするか迷ったら、まず、
シマノ105搭載のアルミモデルを検討するとよいです。

トレックのエモンダALR5のように
10万円台でも
20万円以上のカーボンモデル並みに軽いモデルもあります(トレック2018年モデルの場合)。

特に競技志向の方は
カーボンモデルも気になると思いますが、
まずは
財布にやさしいアルミモデルを買って、しっかり乗り込むのが良いです。

最初の一台は、練習用として、あるいは
トレーニング機材くらいに思うと良いです。

ロードバイクにはまったら、
2台目のロードバイクとして、、
その時の自分のライディングスタイルや好みに合ったカーボンモデルを買うのがおすすめです。

その頃には、
金銭感覚が麻痺(マヒ)していると思うので、
今から価格のことは気にしなくても良いです。

 

一方、
競技やヒルクライムには興味がなく、
ツーリングやロングライドを楽しみたい方は、
20万円台のカーボンモデルも良いです。

カーボンの振動吸収性と
この価格帯のフレームの適度な剛性のおかげで
快適なツーリングやロングライドが楽しめます。

愛車と呼べるくらいに1台を大切に長く乗って
たくさん思い出をつくりましょう!

 

とはいっても、
20万円以上のカーボンモデルは高くて買えないなら、
トレックには快適性が売りのドマーネがあるので
コチラの記事も参考にしてみてください↓

トレックのドマーネは初心者ならどれがいい?アルミモデル(2018年型)を比較してみた

ドマーネとエモンダの比較記事もあります↓

ドマーネとエモンダの違いは?トレック2018年型アルミモデルで比較してみた

 

 

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https://oyakudachi-infom.com/archives/3094.html/feed 0
2018年型5万円台~6万円台の初心者向けクロスバイクを比較!トレックFX2とジャイアントRX3 https://oyakudachi-infom.com/archives/3065.html https://oyakudachi-infom.com/archives/3065.html#respond Fri, 02 Mar 2018 17:50:14 +0000 http://oyakudachi-infom.com/?p=3065 この記事では、
トレックとジャイアントの
5万円台~6万円台のクロスバイクを比較します。

2018年モデルの
トレック「FX2」
ジャイアントエスケープ「RX3」の比較です。

トレックやジャイアントに限らず、
クロスバイクの種類はとても多いので
どれがよいか迷うと思います。

自転車としては高額の買い物なので簡単には決められないですよね。

なので、まずは
大手自転車メーカーの上記の2台を比較することから始めるとよいです。

この2台のどちらにするのかはもちろん
クロスバイク選びのポイントが見えてくるはずです。

この記事がクロスバイク選びのお役に立てれば幸いです。

 

上記のモデルを含め
これまでに比較したモデルを
4つの価格帯にまとめてみました。

本記事とあわせて
参考にして頂ければと思います↓

4~5万円以下(最も安いグレード)
2018年型トレックFX1とジャイアントエスケープR3を比較!

5~6万円台(エントリーグレード)】(今回の記事です)
→2018年型トレックFX2とジャイアントエスケープRX3の比較!

7万円台(ミドルグレード)
2018年型トレックFX3とジャイアントエスケープRX2の比較!

10万円台(上位グレード)
2018年型トレックFXS4とジャイアントエスケープRX1の比較!

 

 

フレームとフロントフォーク(フレームセット)の比較

トレックFX2と
ジャイアントエスケープRX3の
価格差は8千円です。

ジャイアントエスケープRX3の方が高いですが、
価格差以上の違いがあるのかどうか、
まずは、最も重要なフレームとフロントフォークを比較します。

フレームもフロントフォークもアルミ製

どちらのモデルも、
フレーム本体はアルミ製
フロントフォークもアルミ製です。

厳密には、
アルミにも種類がありますが、
どちらもエントリーモデルなので
素材に違いがあっても体感できるほどの差はないです。

フロントフォークの形状も同じストレート型です。

なので、
フレームセットの点からはどちらを選んでもよいということになります。

ただし、
選べるフレームの色と、
変速機等のパーツ(部品)が違うので、
これらの違いで判断することになります。

フレームのカラー

トレックFX2も
ジャイアントエスケープRX3も
エントリーモデルとはいっても6万円前後もします。

1万円のママチャリが6台も買える値段です。

なので、性能だけでなく、
見た目にもこだわりたいですよね。

パーツは後で交換できますが、
フレームはそうはいかないので
好きな色のクロスバイクを選ぶのがよいです。

トレックFX2も
ジャイアントエスケープRX3には
フレームカラーがいろいろあります。

【トレックFX2のフレームカラー】

  • 黒(つやけし、ロゴはグレー)
  • 白(ロゴは黒)
  • スカイブルー(ロゴは黒)
  • オレンジ(ロゴはグレー)
  • ガンメタリック(ロゴは赤)

【ジャイアントエスケープRX2のフレームカラー】

  • 黒(ロゴは赤)
  • 白(ロゴはグレー)
  • 青(ロゴは白)
  • 緑(ロゴは黒)

前に書いた通り、
フレームセットの材料が同じ
フロントフォークの形状も同じなので、
フレームの色で決めてもよいです。

黒や白なら
どちらのモデルにもありますが、

スカイブルー、オレンジ、ガンメタリックがよいなら
トレックFX2を選ぶことになり、

緑や青がよいなら
ジャイアントエスケープRX3を選ぶことになります。

車体の重さの比較

ママチャリと違って
クロスバイクはとても軽快に走ることができます。

その軽快な走りの理由は車体の軽さにあります。

なので、車体の重量を比較してみます。

 

カタログやホームページによれば、
トレックFX2が
サイズ20(適応身長174~187cm)で
約11.4 kg

エスケープRX3が、
サイズ465mm(Sサイズ)で
10.4kgです。

上記の数値の比較においては、
トレックFX2のフレームサイズが大きく、
タイヤも太いので、
その分を差し引く必要がありますが、
ジャイアントエスケープRX3が軽いです。

ジャイアントエスケープRX3は、
比較的軽いフレームや部品が使われ、
タイヤも細めなので軽く、
これらの違いが重量差にあらわれています。

クロスバイクは、
10kgを切ると非常に軽いので、
10kg台のジャイアントエスケープRX3は軽いクロスバイクといえます。

 

一方、
トレックFX2の重量については
大きめなフレームサイズと太めのタイヤの装着でも11kg程度なので、
クロスバイクとしては十分な軽さです。

18~20kgもあるママチャリと比べると、
どちらもとても軽いので
ママチャリから乗り換えると
その軽快な走りに驚きますよ。

 

パーツ(部品)の比較

トレックFX2も
ジャイアントエスケープRX3も
入門用グレードのパーツが装着されています。

入門用グレードでも
その違いが気になると思うので詳細を見てみます。

変速機(ディレーラー)とギア比

トレックFX2と
ジャイアントエスケープRX3は、
どちらも
シマノ製のマウンテンバイク(MTB)用の変速機が装着されています。

リア(後)については、
トレックFX2が
8速(歯数11-32)
変速機(リアディレーラ-)はシマノ製「アセラ」(Acera)

ジャイアントエスケープRX3が
9速(歯数11-32)
変速機(リアディレーラ-)はシマノ製「アルタス」

 

フロント(前)については、
トレックFX2が
3段(歯数48/38/28)で
変速機(フロントディレーラー)は
シマノ製「ターニー」(Tourney)

ジャイアントエスケープRX3が
3段(歯数48/36/26)で
変速機(フロントディレーラー)は
シマノ製「アルタス」(Altus)です。

 

ターニー<アルタス<アセラ<アリビオ
の順でグレードが高いので、

リアの変速機は、
トレックFX2の方が上で、

フロントの変速機は、
ジャイアントエスケープRX3の方が上です。

 

最も軽いギア比は
トレックFX2が
前28/後32
ジャイアントエスケープRX3が
26/後32です。

なので、
ジャイアントエスケープRX3の方が坂道で軽くこげます。

といっても、その違いは小さく、
どちらも、ママチャリと比べると驚くほど軽くこげます。

 

シフターは、
親指と人差し指で操作する
レバー式(トリガー式)です。

トレックFX1が
シマノ製ST-EF500, 8 speed

ジャイアントエスケープRX3が
シマノ製アルタス, 9 speedです。

前と後を合わせた変速の段数は
トレックFX2が24段(3×8)、
ジャイアントエスケープRX3が27段(3×9)です。

 

まとめると、
トレックFX2には、
リア(後)の変速機にグレードの高い「アセラ」が装着されていますが、

ジャイアントエスケープRX3の方が
変速段数が多く、ワイドレシオで、
シフターと前後の変速機がアルタスで統一されています。

なので、
変速機系のパーツについては
トータルとして
ジャイアントエスケープRX3の方がよいといえます。

一方、トレックFX2はリアの変速を重視しています。

トレックFX2より
ジャイアントエスケープRX3が
8千円ほど高い理由の1つとして
このような変速機のグレードの違いがあります。

ブレーキはどちらも「Vブレーキ」だけど

前後のブレーキは、
どちらのモデルもVブレーキ(テクトロ社製)です。

(なお、トレックFX2にはディスクブレーキのモデルもあります)

 

このVブレーキはマウンテンバイク(MTB)用なので良く効くはずですが、
シマノ製のディオーレ(DEORE)に交換すると良いです。

ブレーキ性能とメンテナンス性が格段にアップします↓

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(カラーはブラックのほかにシルバーもあります)

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ちなみに、
トレックFX2のディスクブレーキは
機械式(ワイヤー式)です。

上位モデルのトレックFX3とFXS4のディスクブレーキは油圧式です。

いずれにしても
ディスクブレーキは、
よく効くので雨の日も安心です。

見た目もかっこいいです。

ただ、
Vブレーキに比べて整備が難しいです。

自分で整備ができるならいいですが、
ショップにお願いすると
工賃が高いのでその点は注意してくださいね。

その他のパーツ(部品)について

ハンドルバー、ステム、
ホイール等の他のパーツについては、
いずれもエントリーモデル向けなので
大きな違いはないです。

サドルも、
どちらもクロスバイク用の柔らかいものです。
(ママチャリよりは硬いです)

ただ、
シートポスト(シートピラー)
タイヤの太さには大きな違いがあります。

タイヤの太さについては
乗り心地に大きく影響するので
後でくわしく説明します。

ジャイアントのシートポストD-FUSE Composite

ジャイアントのエスケープRX3の
シートポストは、
「D-FUSE Composite」といい、
振動吸収のための工夫がされています。

このシートポストは、
文字通り、断面がD型の形状、
すなわち、
シートポストの後側が平たくなっているので、
前後にしなりやすくなっています。

このしなりによって、路面からの振動を軽減することができます。

素材はアルミ製です。
ちなみに上位モデルのRX2とRX1はカーボン製です。

ですが、
お尻が痛くなるなら、
こんなインナーパンツをはくといいですよ↓
(柔らかいパッドで痛みを軽減してくれます)

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パーツの交換について

ママチャリと違って、
クロスバイクの部品(パーツ)は種類が多いので、
1つ1つ他の部品に交換してオリジナルの自転車にすることができます。
(ただし、変速系の部品はセットで交換が必要な場合があります)

同じ部品(パーツ)でも
いろいろな製品があるので、
乗り慣れた頃に交換してみてもよいです。

例えば、
ハンドルのグリップは、
エルゴ形状でエンドバー付き
以下のタイプに交換すると
とても握りやすくなり、
遠出のサイクリングをしたときに手の負担を軽減できます↓

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エンドバーの長さが
GP2は短め、GP3が長めです。
それぞれ握りが細いSサイズと太めのLサイズがあります。

なお、シフターの種類に応じて
グリップの長さに2タイプ(ショートとロング)があります。

その他にも、
コルクを使ったタイプや
少し堅めのGSシリーズがあります。

いろいろあるので購入時に注意してくださいね。

 

ブレーキは、前に書いたように、
シマノのディオーレ(DEORE)に交換すると
ブレーキの効き具合とメンテナンス性が格段にアップします↓

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タイヤの太さの比較

トレックFX2と
ジャイアントのエスケープRX3は、
タイヤの幅が大きく違います。

トレックFX2は
太めの35C(35mm)で、

ジャイアントエスケープRX3は
細めの28C(28mm)です。

タイヤは消耗品なので、
すり減って交換するときに
違う幅のタイヤにしてみるとよいです。

細いタイヤは走りが軽快ですが、
空気圧を高くする必要があるので、
路面が悪いと振動が大きくなります。

リム打ちパンクをしないように
空気圧の管理もしっかりする必要があります。

一方、
太めのタイヤは、空気量が多く、
空気圧を低めに設定できるので
路面からの振動を吸収しやすく
乗り心地が良くなります。

また、リム打ちパンクをしにくく
空気圧の管理も少しゆるくてよいです。

ですが、
タイヤが太いと重いです。

 

私は、
25C、28C、32C、35Cを
試してみましたが、
バランスのよい32Cに落ち着きました。

ちなみにチューブのバルブは
トレックFX2が
米式(オートバイや自動車と同じ)で、
ジャイアントエスケープRX3が
仏式(ロードバイクと同じ)です。

フレームの規格が違う/ホイールの互換性に注意!

トレックFX2のフレームの
エンド幅(後輪の取り付け部の幅)は
マウンテンバイク(MTB)規格の135mmです。

なので、
ロードバイク用のリアホイールが装着できません。

クロスバイクを購入後に、
ロードバイク用のホイールに交換することを考えている方は、
フレームのエンド幅に注意してくださいね。

一方、
ジャイアントエスケープRX3は、
ロードバイクと同じ130mmです。

なので、
ロードバイク用のホイールをつけることができます。

どちらを選んだらよいか

トレックFX2と
ジャイアントのエスケープRX3を
スペック上で比較すると、

エスケープRX3の方が

  • トレックFX2より軽量
  • リアの変速が1速多い
  • 前後の変速機とシフターがアルタスで統一
  • ロードバイクのホイールが装着できる

といったメリットがあります。

 

一方、トレックFX2の魅力は、
なんといっても
エスケープRX3より8千円安いことです。

クロスバイクには、
ライトも、鍵も、
スタンドも、泥よけも、
ベルもついていません。別売りです。

なので、
価格差の8千円で
これらのアイテムを買えるのは助かりますよね。

それにトレックFX2は、
ジャイアントエスケープRX3と
フレーム本体が同じアルミ製で、
フロントフォークも同じアルミ製のストレートタイプです。

また、
トレックFX2は、
ジャイアントエスケープRX3より
変速の段数が少ないといっても
ママチャリに比べれば十分な段数があります。

タイヤは
すり減ったときに交換すればよいし、
その他のパーツについても
乗り慣れた頃に交換できます。

また、街乗りがメインなら
高価なロードバイク用のホイールは必要ないです。

 

という分けで結論としては、

  • フレームカラーに好みの色があれば、
    8千円安いトレックFX2がよいです。
  • エントリークラスなので価格を重視した選択です。

  • トレックFX2には無い緑や青が好みなら、
    ジャイアントエスケープRX3がよいです。
  • 8000円高くても、
    トレックFX2より軽くて
    変速機もトータルとして良いですし、
    やっぱり、好きなフレームカラーがいいですよね。

     

     

    おわりに

    これまで、スペックを比較して、
    どちらがよいか検討してみました。

    ですが、
    自分がクロスバイクを買う目的も
    今一度、考えてみてくださいね。

    もし、
    通勤や通学、街乗りにしか使わないなら、
    フロントフォークが鉄製で丈夫な下位モデルをおすすめします。
    値段も1万円くらい安いです。

    下位モデルであっても
    トレックとジャイアントのクロスバイクなら、
    ママチャリや
    他の安価なシティサイクルに比べると
    驚くほど軽快に走れます。

    こちらの記事に書いています↓
    2018年型5万円以下のトレックFX1とジャイアントエスケープR3を比較

     

    一方、街乗りだけでなく、
    ロングライドをしたり、
    トレーニングをするための
    スポーツ機材として考えているなら、
    値段は少し高いですが
    フロントフォークがカーボン製の上位モデルがおすすめです。

    自転車に乗るだけで楽しかった子供の頃のように
    クロスバイクに乗ることが楽しみになりますよ。

    こちらの記事に書いています↓
    2018年型7万円台のトレックFX3とジャイアントエスケープRX2を比較

     

    この記事で紹介した5~6万円台のクロスバイクは
    価格の点から調整した感があります。

    よく言えば、バランスの取れたクロスバイクですが、
    性能的には中途半端なモデルといえます。

    自転車に5~6万円は決して安くはありません。

    クロスバイクのスペックだけでなく、
    クロスバイクの自分の使用目的とあわせて、
    しっかり検討してくださいね。

    この記事がクロスバイク選びのお役に立てれば幸いです。

     


     

    これまでに書いた
    クロスバイクの比較記事を4つの価格帯にまとめてみました↓

    4~5万円(最も安いグレード)
    2018年型トレックFX1とジャイアントエスケープR3を比較

    5~6万円(エントリーグレード)】(今回の記事です)
    →2018年型トレックFX2とジャイアントエスケープRX3を比較

    7万円台(ミドルグレード)
    2018年型トレックFX3とジャイアントエスケープRX2を比較

    10万円台(上位グレード)
    2018年型トレックFXS4とジャイアントエスケープRX1を比較

     

     

    クロスバイクにはライトがついていないので購入前にルールを確認しておきましょう↓
    フロントライトは点滅はダメ?明るさのルール

     

    テールライト(リアライト)は点滅でいい?点灯と点滅のルール

     

    交差点でのルールも確認しておいてくださいね↓
    自転車で交差点の渡り方は?車道のルールと注意点!

     

     

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    https://oyakudachi-infom.com/archives/3065.html/feed 0
    2018年型10万円台のクロスバイクを比較!トレックFXS4とジャイアントRX1 https://oyakudachi-infom.com/archives/3034.html https://oyakudachi-infom.com/archives/3034.html#respond Sat, 03 Feb 2018 17:29:54 +0000 http://oyakudachi-infom.com/?p=3034 この記事では、
    トレックとジャイアントの
    10万円台のクロスバイクを比較してみます。

    2018年モデルの
    トレックFXS4(FX Sport 4)
    (税抜き11万6千円)と
    ジャイアントエスケープRX1
    (税抜き10万円)の比較です。

    また、
    前に書いた7万円台のクロスバイクとの違いも書いてみます。

    前の記事はこちらです↓
    2018年モデルのトレックFX3とジャイアントエスケープRX2の比較

     

    大手自転車メーカーの
    上位グレードのモデルは
    どのようなクロスバイクなのか
    いろいろ比較しながらまとめてみました。

    ちなみに、私は、
    2009年型のトレック7.5FXに乗っていますが
    当時10万円もしました。

    クロスバイクに10万円も払う価値はあるのか?
    と思っている方もいるはずなので、
    10万円台のクロスバイクを実際に買ったユーザーとしての意見も書いてみます。

    クロスバイク選びのお役に立てれば幸いです。

     

    フロントフォークがカーボン製!コンポはロードバイク用ティアグラを使用

    トレックFXS4も
    ジャイアントエスケープRX1も
    フレーム本体はアルミ製
    フロントフォークはカーボン製です。

    10万円台のロードバイクでも
    アルミフレーム+カーボンフォークの
    フレームセットが一般的なので
    ロードバイク並みのフレームセットといえます。

    ただ、7万円台の下位モデルも
    アルミフレーム+カーボンフォークなので
    フレームセットの点からは10万円も払う理由はありません。

     

    では、10万円もする理由がどこにあるかというと、
    それはコンポーネントにあります。

    コンポーネントは、
    「コンポ」ともいいますが、
    変速機やギア等の部品(パーツ)のことです。

    トレックFXS4も
    ジャイアントエスケープRX1にも
    ロードバイク用のコンポーネントが装備されています。

    シマノ製のティアグラ(Tiagra)です。

    ロードバイク用のシマノ製コンポーネントは、
    クラリス(Claris)、
    ソラ(SORA)、
    ティアグラ(Tiagra)
    イチマルゴ(105).
    アルテグラ(ULTEGURA)、
    デュラエース(DURA-ACE)の順で
    グレードアップするので、
    「ティアグラ」はミドルグレードになります。

    クロスバイクに
    ロードバイク用のミドルグレードの
    コンポーネントを装着しているので
    値段もロードバイク並みに10万円台になっています。

     

    このように、
    トレックFXS4と
    ジャイアントエスケープRX1は
    どちらもロードバイク並みの
    フレームセットとコンポーネントを装備しています。

    ですが、両モデルには
    次のような決定的な違いがあります。

    ブレーキの違い(Vブレーキとディスクブレーキ)

    装着されているコンポーネントが
    ロードバイク用のティアグラと書きましたが、
    ブレーキはティアグラではありません。

    ジャイアントエスケープRX1には
    マウンテンバイク(MTB)用の
    Vブレーキが装着されています。

     

    一方、トレックFXS4はディスクブレーキです。

    ディスクブレーキは、
    雨の日でも効きがよく、制御性にも優れます。
    自動車やオートバイにも使われていて
    ブレーキとしては間違いないです。

    ホイールのリムを削ることもないので
    ホイールを長持ちさせることができます。

    ちなみに、
    私のトレック7.5FXはVブレーキですが、
    ハブ(軸の部分)の調子が悪くなる前に
    リムが削れて前後のホイールを交換しました。

    とはいっても
    フロントは8年、リアは9年もちました。
    (駅までの片道数kmの通勤と休日のサイクリングに使っていました)

    ディスクブレーキのデメリット

    このようにディスクブレーキには
    メリットがあるのですが、デメリットもあります。

    それは、Vブレーキに比べて高価なことです。

    トレックFXS4の価格が
    ジャイアントエスケープRX1より
    1万6千円も高いのは
    高価なディスクブレーキを装着してるのが理由です。

    個人的には、次の理由から、
    ジャイアント並みに価格を抑えた
    Vブレーキのモデルを追加して欲しいです。

    (2021年追記)
    残念ながら、
    トレックは全ての車種がディスクブレーキになりました。

     

    クロスバイクにディスクブレーキは必要?

    ディスクブレーキは、
    その性能の点では間違いないのですが、
    メンテナンスが難しく
    ショップにお願いすると工賃も高いです。

    ブレーキパッドと
    ブレーキオイルの交換、調整で
    部品代も含めると前後で1万円はかかります。

    一方、Vブレーキは、
    ブレーキシューの価格が
    シマノ製でも前後で2000円以下、
    交換も調整も比較的簡単なので
    自分ですれば工賃はかかりません。

     

    メカ好きな方であれば、
    難しいディスクブレーキのメンテナンスも
    逆に楽しんで作業できます。
    部品代だけで工賃もかかりません。

    ですが、そうでない方は
    ショップにお願いすることになります。
    ブレーキのメンテナンスに1万円は高いです。

     

    一方、
    Vブレーキは、整備性も良いし、
    シマノ製であれば効きもいいのでVブレーキで十分です。

    ジャイアントエスケープRX1に
    装備されているVブレーキは、
    シマノ製のアリビオ(ALIVIO)です。

    シマノのMTB用コンポーネントは
    ターニー、
    アルタス、
    アセラ、
    アリビオの順でグレードアップするので
    ジャイアントエスケープRX1には良いVブレーキが装備されています。

    なので、
    そのままでもよいですが、
    さらに上位グレードの
    ディオーレ(DEORE)に交換しておけば間違いないです。

    どしゃ降りの雨でなければ
    ディスクブレーキに劣りませんよ。

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    コンポーネントをもう少し詳しくみると

    具体的にどの部品(パーツ)がティアグラなのか、
    確認してみると、
    ジャイアントエスケープRX1の場合、
    前の変速機(フロントディレーラー)
    後の変速機(リアディレーラー)
    ギアクランク
    シフター
    ブレーキレバーがティアグラです。

    一方、
    トレックFXS4は、これのうち
    ギアクランクが新型ティアグラではなく、
    後の変速機(リアディレーラー)もティアグラではありません。

    ギアクランクも後の変速機もシマノ製なので問題ないですが、
    全てのパーツがティアグラというわけではないようです。

     

    ちなみに
    カセット(スプロケット)については
    トレックFXS4はティアグラ
    (Shimano Tiagra 10S 11-34T)ですが、
    ジャイアントエスケープRX1は
    MTB用のディオーレ
    (SHIMANO HG500 10S 11-32T)です。

    ディオーレは、MTB用のミドルグレードなので、良いパーツがついています。

    10万円台なら「フラットバーロード」も選択肢に入る

    ご参考までに、
    10万円以上の予算があるなら、
    こんな「フラットバーロード」があります↓
    ラレー(Raleigh)のRF7ラドフォード7(Radford-7)

    文字通り、
    ハンドル以外は「ロードバイク」です。

    コンポーネントは
    ティアグラより1ランク下の
    ソラがメインですが、
    ディレーラーとブレーキはティアグラです。
    (ロードバイクと同じキャリパーブレーキです)

    ロードバイクが欲しいけど
    ドロップハンドルに抵抗がある方、
    街乗りにはあまり使わない方にはおすすめです。

    一方、
    街乗りや通勤などの
    日常の用途も考えているなら
    クロスバイクの方が乗りやすいです。

    車体の重量

    トレックFXS4と
    ジャイアントエスケープRX1は、
    フレームセットがどちらも
    軽量なアルミフレームと
    カーボンフォークなので、全体の重量も軽いです。

    トレックFXS4が
    サイズ20(適応身長174~187cm)で
    約10.4kg
    ジャイアントエスケープRX1が
    サイズ465mm(Sサイズ)で
    9.9kgです。

    ジャイアントエスケープRX1の方が軽いですが、
    トレックのフレームサイズが大きく
    タイヤも太いので
    これらを差し引くと違いはそれほどありません。

    10kgを切るクロスバイクは
    かなり軽いといえるので、
    どちらも軽いクロスバイクといえます。

    ギア比

    ロングライドでは坂を避けることはできません。

    なので、変速機の段数とギア比を確認しておきます。

    トレックFXS4と
    ジャイアントエスケープRX1は、
    どちらも
    フロント(前)のギアが
    2枚(ダブル)
    リア(後)のギアが
    10枚(10速)です(2×10の20段)。

    ちなみに、
    下位グレードのトレックFX3と
    ジャイアントエスケープRX2は、
    どちらも
    フロント(前)のギアが
    3枚(トリプル)
    リア(後)のギアが
    9枚(9速)です(3×9の27段)。

     

    次にギア比を比較してみると
    フロント(前)は、
    トレックFXS4が
    歯数48/34
    ジャイアントエスケープRX1が
    歯数50/34です。

    リア(後)は、
    トレックFXS4が
    歯数11-34
    ジャイアントエスケープRX1が
    歯数11-32です。

    なので、
    最も軽いギア比は
    トレックFXS4が前34/後34
    ジャイアントエスケープRX1が前34/後32です。

    トレックFXS4の方が坂道を軽くこげます。

    逆に重いギア比は
    トレックFXS4が前48/後11
    ジャイアントエスケープRX1が前50/後11です。

    ジャイアントエスケープRX1の方がスピードを出せます。
    (しっかり回すことができればですが)

     

    ちなみに、
    下位グレードのトレックFX3と
    ジャイアントエスケープRX2は
    どちらもマウンテンバイク(MTB)用で
    フロントトリプルの最小の歯数が26なので
    下位グレードの方が坂道で軽くこげます。

    ですが、トレックFXS4とジャイアントエスケープRX1のギア比でも十分です。

    ハンドル&グリップ/シートポストで振動対策

    トレックFXS4と
    ジャイアントエスケープRX1は、
    どちらも
    振動吸収性の良いカーボンフォークを装備しています。

    ですが、さらに、
    振動軽減のための工夫がされています。

    トレックFXS4は
    「Iso-Zone」ハンドル&グリップ、
    エスケープRX1は
    「D-FUSE」シートポスト(シートピラー)です。

    トレックのIso-Zoneハンドル&グリップ

    トレックのハンドルバーには、
    柔らかい衝撃吸収材が埋め込まれ、
    その上に
    平たいエルゴ形状のグリップが装着されています。

    柔らかい衝撃吸収材が振動を軽減し、
    平たい形状が手のひらへの負荷を分散してくれます。
    握らなくても
    手のひらを置くという感じ
    リラックスしてハンドル操作ができます。

    別売りですが、
    バーエンドをハンドルの両端につけると良いです。

    走行中に
    ハンドルの持ち方を変えられる
    ので
    ロングライドでの疲労が軽減されます。

     

    一方、
    ジャイアントのエスケープRX1は、
    コチラのバーエンド付きのグリップに交換すると良いです。
    衝撃吸収材はついていませんが、ロングライドが楽しくなりますよ。

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    バーエンドの長さが
    GP2は短め、GP3が長めです。
    それぞれ握りが細いSサイズと太めのLサイズがあります。

    なお、シフターの種類に応じて
    グリップの長さに2タイプ(ショートとロング)があります。

    その他にも、
    コルクを使ったタイプや
    少し堅めのGSシリーズがあります。

    いろいろあるので購入時に注意してくださいね。

    ジャイアントのシートポストD-FUSE Composite

    ジャイアントのエスケープRX1の
    シートポスト(シートピラー)は、
    「D-FUSE Composite」といい、
    振動吸収のための工夫がされています。

    このシートポストは、
    文字通り、断面がD型の形状、
    すなわち、
    シートポストの後側が平たくなっているので、
    前後にしなりやすくなっています。

    このしなりによって、路面からの振動を軽減することができます。

    しかも、振動吸収性のよいカーボン製です。

     

    一方、
    トレックFXS4のシートポストには
    このような機能はなく、
    カーボン製でもありません。

    ですが、
    ロングライドでお尻が痛くなるなら、
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    なお、上位モデルのFXS5とFXS6では、
    シートポストを挿入するシートチューブ部分が
    振動を吸収するISOSPEEDという構造になっています。

    シートチューブ部分もハンドル&グリップも
    両方で振動吸収を求めるなら、
    とても高価ですが、
    トレックFXS5かFXS6を検討すると良いです。

    トレックのクロスバイクのトップグレードFXS5とFXS6

     

    ちなみに、
    Iso-Zoneハンドル&グリップは
    トレックショップで売っているので、
    ジャイアントエスケープRX1に取り付ければ、
    ハンドルもシートポストも振動対策はばっちりです。

    タイヤとホイール

    タイヤとホイールについては、
    どちらが良いとか悪いとか
    最初はそれほど気にしなくてもよいです。

    ですが、
    購入後の交換のこともあるので
    規格の違いを書いてみます。

    タイヤの太さ

    トレックFXS4のタイヤの太さは
    32C(幅32mm)
    ジャイアントエスケープRX2は
    28C(幅28mm)です。

    タイヤは消耗品なので
    寿命がきたときに
    違う太さのタイヤを試してみるとよいです。

    タイヤが細い
    走りが軽快になりますが、
    空気圧を高くする必要があるので
    路面が悪いと振動をひろいやすいです。

    また空気圧を高くしないと
    リム打ちパンクをしやすいので
    空気をこまめにいれて
    空気圧の管理をしっかりする必要があります。

     

    一方、
    タイヤが太いと、
    空気量が多いので
    空気圧を低めに設定でき、結果、
    タイヤが振動を吸収しやすくなるので
    乗り心地が良くなります。

    空気圧の管理も
    それほど神経質にならなくてもよいです。

    ですが、タイヤが太いと重くなります。

     

    私は、
    25C、28C、32C、35Cを
    試したのですが、
    バランスのよい32Cに落ち着きました。

    ちなみに、
    チューブのバルブは
    トレックFXS4もジャイアントRX1も仏式(ロードバイクと同じ)です。

    ホイールの互換性

    トレックFXS4と
    ジャイアントエスケープRX1は
    同じクロスバイクでもフレームの規格が違います。

    違う部分は
    エンド幅(後輪の取り付け部の幅)です。

    トレックFXS4は
    MTB規格の135mm
    ジャイアントエスケープRX1は
    ロードバイクと同じ130mmです。

    なので、
    トレックFXS4には、130mm規格の
    ロードバイク用のホイールが装着できません!

    135mm規格のディスクブレーキ対応のホイールに限定されます。

     

    一方、ジャイアントは、
    エスケープRX1に限らず、
    他のモデルも
    ロードバイクと同じ130mmなので
    数あるロードバイク用ホイールから選べます。

    ホイールが変われば走りが変わり、
    見た目もよくなります。
    (お金はかかりますが)

    将来的に
    ホイールのグレードアップも考えていたら
    ジャイアントエスケープRX1がおすすめです。

    10万円台のクロスバイクは買ってもよいか?下位モデルとの違い

    トレックとジャイアントの
    10万円台のクロスバイクと
    7万円台のブロスバイクとの違いは、
    主にコンポ(コンポーネント)にあります。

    10万円台はロードバイク用のコンポ、
    7万円台はマウンテン(MTB)用のコンポです。

    なので、
    前に書いた通り、
    変速段数とギア比が違います。

    ですが、それだけではありません。

    10万円台のクロスバイクは
    トレックFXS4も
    ジャイアントエスケープRX1も
    コンポのグレードが高いです。

    コンポのグレードが高いと
    何が良いかというと、
    シフターをカチカチッと操作するだけで
    変速が気持ちイイくらいに決まります。

    シフターのトリガーレバーの位置も
    下位モデルよりも操作しやすい位置にあります。

    安物の自転車だと、
    ガチャガチャという音がしたり、
    ギアがなかなか変速しなかったり、
    イラッとすることがよくあります。

    10万円台のクロスバイクなら
    ストレスなく変速できます。
    (最低限のメンテナンスは必要です)

     

    ロードバイクと同じように
    クロスバイクでも、
    加速する時はもちろん、
    路面の傾斜や、風の強さ、速度に応じて
    頻繁に前後のギアをチェンジして
    20段以上の変速段数の中から最適なギア比を選んで走行します。

    自動車のほとんどは
    オートマチック車になったので
    分かりにくいかもしれませんが、
    マニュアル車に乗る方や
    オートバイに乗る方、
    F1やラリー、グランツーリスモの
    TVゲームをしたことがある方なら
    シフトチェンジの大切さは分かると思います。

    シフトチェンジがうまくできないと
    加速が悪く、
    スピードものらず、
    坂道も登りきれません。

    このシフトチェンジが
    10万円台のクロスバイクでは
    ストレスなく、というより、
    気持ちイイくらいにスムーズにできます。

     

    私の旧型のトレック7.5FXのコンポは、
    ロードバイク用コンポの「ティアグラ」ではないのですが、
    MTB用コンポのディオーレ(DEORE)が装着されています。

    旧型ですがMTB用コンポのミドルグレードです。

    息子が4万円台の
    トレックFX1に乗っているのですが
    私の10万円の7.5FXと乗り比べて、
    シフターの操作性が違う!
    と生意気なことを言っていました。

    変速機をグレードアップしても
    速く走れるわけではないですが、
    クロスバイクをスポーツとして
    またロングライドに使うなら、

    変速機の操作性はとても大切です。

    一方、
    街乗りがメインなら
    10万円もするクロスバイクを買う必要はありません。

    街乗りだけであれば
    4~5万円の下位モデルでも変速性能は十分です。

    ただ、
    この変速機の操作性の違いは、
    カタログやネットのスペック表をみるだけでは分かりません。

    試乗する機会があれば、
    ぜひ試乗して実際に体感してみてください。

     

    おわりに

    いろいろ比較してみましたが、
    走行性能の点からは
    トレックFXS4と
    ジャイアントエスケープRX1の
    どちらを選んでもよいです。

    ですが、
    トレックFXS4は、
    ジャイアントエスケープRX1より
    車体価格が1万6千円高く
    しかも、
    ディスクブレーキのモデルしかないので
    メンテナンスにお金がかかります。

    なので、
    ディスクブレーキにこだわらなければ
    ジャイアントエスケープRX1を選ぶとよいです。

    フレームカラーの好みが合えば
    ジャイアントエスケープRX1に決まりです。

    2018年モデルのカラーは
    マットブルー(ツヤ消しの青)です。

     

    一方、トレックFXS4のカラーは
    ツヤ消しのガンメタリック(渋いグレー)です。

    予算に余裕がある方で
    ブルーより、渋いガンメタが好みなら
    流行のディスクブレーキモデルの
    トレックFXS4を選ぶとよいです。

    走行性能の点では
    どちらも間違いないので
    好みの色で決めてもいいかもしれません。

     

    10万円もするクロスバイクです。
    どっちを選んでも
    幸せな自転車ライフをスタートできるはずです。

    この記事がお役に立てれば幸いです。

     


     

    このクラスのクロスバイクを買うなら、
    ぜひ、ビンディングペダルにトライしてみてください。
    走りが変わりますよ↓
    ビンディングペダル選びのポイント

     

    やっぱり10万円は高いなと思うなら、
    7万円台のクロスバイクの記事をどうぞ↓
    2018年型トレックFX3とジャイアントエスケープRX2を比較してみた

     

    ウェアとシューズについてはこの記事を参考にしてみてください↓
    (ロードバイクとありますがクロスバイクでもOKです)
    ロードバイクの服装は?初心者もレーパンじゃなきゃダメ?シューズは?

     

    冬用ウェアについてはこちらの記事をどうぞ↓
    冬用ウェアは高いので重ね着で節約してみた

     

     

    クロスバイクにはライトがついてないので購入前にルールを確認しておくとよいです↓
    フロントライトは明るさに注意!点滅は無灯火?

     

    テールライト(リアライト)は点滅でいい?

     

     

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    https://oyakudachi-infom.com/archives/3034.html/feed 0
    SPDペダルとシューズに軽いのはある?ロードバイクに重いのはイヤ https://oyakudachi-infom.com/archives/2935.html https://oyakudachi-infom.com/archives/2935.html#respond Sun, 29 Oct 2017 17:12:02 +0000 http://oyakudachi-infom.com/?p=2935 ロードバイクのビンディングは、
    初心者なら、SPDタイプがおすすめです。

    着脱しやく
    何より歩けるのがいいです。

    中上級者でも
    ツーリングや輪行で使う方も多いです。

    ですが、SPDは
    ロードバイク専用のSPD-SLに比べて
    重いとか、
    パワーの伝達に劣るとか言われています。

    なので、
    SPDペダルとシューズを選ぶ時は
    このようなデメリットがないものを選びたいですよね。

     

    そこで、この記事では、
    SPDのなかでも、
    軽くて、パワーの伝達も劣らない
    SPDペダルとシューズを選んでみました。

    また、
    SPDタイプのビンディングについて
    ペダルとシューズを選ぶ時のポイントをお伝えします。

     

    軽いSPDペダルとシューズ

    今回選んだ
    SPDペダルとシューズなら、
    競技用のSPD-SLと比較しても
    重さの差はそれほどありません。

    また、
    ペダルの踏み面があるので
    パワーの伝達も十分です。

    以下にペダル、シューズの順で説明しますね。

    ロードバイク用の軽いSPDペダル

    シマノ製SPDペダル中で
    ロードバイクに使うなら
    軽くて踏み面(ケージ)があるこの製品がよいです↓

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    シマノ(SHIMANO) SPDロードツーリングペダル PD-ES600 SMSH51クリート付属 EPDES600

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    シマノ PD-ES600 SPDペダル SHIMANO ペダル ビンディングペダル ロードバイク

     

    このSPDペダルの重さはカタログ値で
    279g(左右の合計)です。

     

    といわれてもよく分からないと思うので
    SPD-SLと比較してみると、
    シマノ105のSPD-SLペダル(PD-R7000)が
    265gなのでその差は20g程度しかありません。


    (↑画像は楽天のリンクです)

    アマゾンへのリンクです↓
    シマノ(SHIMANO) PD-R7000 EPDR7000

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    シマノ PD-R7000 SPD-SL EPDR7000 R7000 ペダル SHIMANO 105 ロードバイク ビンディングペダル

    シマノ「105」は
    「デュラエース」、「アルテグラ」に次ぐ競技用グレードです。

     

    このようにSPDペダルでも競技用のSPD-SL並みに軽いものがあります。

    (もっと軽いSPDペダルもありますが後で紹介します)

     

    踏み面(ケージ)のあるSPDペダルのメリット

    一般にSPDのデメリットとして
    ペダルとシューズの接続が
    SPD-SLが「面」なのに対して
    SPDが「点」なので
    パワーの伝達効率が低いと言われています。

    ですが、シマノSPDペダルPD-ES600なら、

    踏み面(ケージ)があり、すなわち、
    シューズの底面と接触する部分があるので
    十分なパワーの伝達効率が得られます。

    SPDとSPD-SLのシューズの説明動画

    接続が「点」とか「面」とかいわれても
    分かりにくいと思うので、初心者向けの解説動画(8分)をのせておきました。

    最初の2分ほど見れば、
    SPDはSPD-SLと比べて
    「クリート」(留め具)がとても小さいことが分かります。

    ペダルに踏み面となる「ケージ」(枠の部分)がないと、シューズとの接続部がとても小さくなります。接続部が「点」と言われる理由です。

    また動画では、クリートの説明に続いて、
    シューズの底(ソール)の硬さ(剛性)についても説明があるので見ておいてくださいね。

    後で説明するシューズ選びの大切なポイントになります。

     

    SPDのシューズにも軽いのはある?

    一般にSPDシューズも
    SPD-SLシューズに比べて重いと言われています。

    SPDシューズの底面には
    厚いゴムや硬い樹脂のブロックがあり
    その分だけ重くなります。

    歩くときに
    クリートが地面にあたらないように、
    また、滑らないようにするために必要な構造です。

    ですが、
    このSPDシューズなら軽いです(ただし値段は高いです)↓

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    SHIMANO(シマノ) RX8(SH-RX800) SPDシューズ

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    シマノ RX8 SH-RX800 SPD シューズ ビンディングシューズ 自転車 グラベルレーシングシューズ 軽量 SHIMANO オフロード グラベル アドベンチャー

    重さはシマノのカタログ値で
    265gです(サイズ42の片方の重さ)。

    一方、
    シマノのSPD-SLシューズの重さは、
    2021年カタログ値で
    236~245g(サイズ42の片方の重さ)です。

    シマノのSPD-SLシューズと比較して、
    シマノSPDシューズRX8の重さは、
    20~29gしか違いません。

    このように、
    SPDタイプでも軽いものを選べば
    SPD-SLに対してそれほど重さに違いはありません。

    なお、足幅が広い方は、
    購入前に、実際に履いてみることをおすすめします。

     

    フィジークにも軽いSPDシューズがあります。

    サイズ42.5で282gと軽いです↓

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    フィジークSPDシューズ TERRA X5

    楽天へのリンクです↓
    (送料無料)【fi’zi:k】(フィジーク FIZIK)TERRA X5 <ブラック/レッド> MTBシューズ(自転車)spdシューズ

     

    少し重くなりますが、
    といってもSPDシューズとしては軽いですが(サイズ42で310g)
    「紐タイプ」でよければ、こんなシューズがあります↓

    アッパーは耐久耐水加工されたニットで作られ、通気性や履き心地が良いです↓

    ↑アマゾンへのリンクです↓

    Giro Republic R KNIT ジロ リパブリック Rニット アーバン サイクリングシューズ

    楽天へのリンクです↓
    ジロ メンズ サイクリング スポーツ Republic R Knit Cycling Shoe MIDHE

    片面タイプよりキャッチしやすい両面ビンディングペダル

    先ほどの軽いSPDペダルPD-ES600は
    片面のみビンディングです。

    なので
    反対側の面ではシューズを固定できません。
    SPD-SLも片面のみビンディングです。

    片面のみがビンディングだと、
    反対面のビンディングが無い面を踏むことがあり、
    いわゆるキャッチミスをします。

    うまくなれば問題ないのですが
    私は今でもキャッチミスすることがあります。

    例えば
    信号が多い市街地を走るときは
    何度もビンディングを着脱する機会があるので
    キャッチミスをすることがあり、その度にイラっとします。

    上手な仲間と走るときはスタートダッシュで出遅れます。

    そこで、SPDペダルには、
    両面にビンディングがあるタイプがあります。

    両面タイプなら
    どちらの面でもキャッチできるのでストレスフリーです。

     

    シマノには、
    こんな両面タイプのSPDペダルがあります↓

    ケージ(ビンディングを囲むワクの部分)が大きく、パワーの伝達効率も良いです↓

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    シマノSHIMANO PD-ME700 SPDペダル 両面

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    SHIMANO シマノ SPD TRAIL PEDALS SPDトレイルペダル PD-ME700 DXR MX70 シリーズ 付属/SM-SH51(4550170616335)ペダル

     

    ケージ(ビンディングを囲むワクの部分)が無いタイプもあります↓

    ↑アマゾンへのリンクです↓

    シマノSPDペダルPD-M520

    楽天へのリンクです↓
    シマノ SPDペダル PD-M520 SHIMANO 土日祝も営業 ペダル ビンディングペダル MTB

     

    ですが、どちらも重いので
    軽いのがいいなら、このペダルがいいです↓

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    クランクブラザーズ(CRANKBROTHERS) エッグビーター 1 ペダル レッドスプリング 0296750002/574606 V2

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    両面どころか4面でキャッチできます。
    (クリートはシマノと違います)

    グレードが複数あり、数字が大きいほど軽くなり、値段も高くなります。

    重さは次の通り、
    シマノの軽量な片面SPDペダルPD-ES600(279g)とほぼ同じ重さです。

    • エッグピーター1:290g
    • エッグピーター2:285g
    • エッグピーター3:280g

    (クランクブラザーズのホームページより)

    もっと軽いのがいいならチタン製があります。なんと「179g」です↓

    当然、価格はとんでもなく高いです(色もゴールドです)↓

    ↑アマゾンへのリンクです↓

    クランクブラザーズのエッグピーター11

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    クランクブラザーズ EGGBEATER11(エッグビーター11) マウンテンバイク(MTB)用ペダル crankbrothers 送料無料 ペダル ビンディングペダル MTB◆

    SPDビンディング選びのポイント

    このようにSPDペダルには
    片面タイプ両面タイプがあります。

    また、
    ケージ付きのタイプと↓


    (画像はアマゾンへのリンクです)

    ケージ無しのタイプがあります↓


    (画像はアマゾンへのリンクです)

     

    「片面と両面」
    「ケージ付きとケージ無し」
    どれがいいのか選ぶ時のポイントを次に説明します。

    片面タイプと両面タイプのどっちがいい?

    片面タイプのSPDペダルは軽いです。

    ビンディングが片面側にしかないので
    両側にある両面タイプより軽くなります。

    先ほど紹介した
    シマノSPDペダルPD-ES600も片面タイプなので軽いです↓


    (画像はアマゾンへのリンクです)

    また、
    後でSPD-SLを使いたくなった時、
    同じ片面タイプなのでキャッチの仕方も似ています。

    なので、片面タイプのSPDペダルは、
    SPD-SLへスムーズに移行できるメリットがあります。

     

    一方、
    両面タイプのSPDペダルは、
    どちらの面でもキャッチできるメリットがあります。

    ビンディングの無い側の面を間違えて踏むことはありません。

     

    ただ、シマノの両面SPDペダルは少し重いです。

    軽いのがいいなら
    先ほどの4面キャッチできるエッグピーターがよいです↓


    (画像はアマゾンへのリンクです)

     

    ペダルのケージの有無とシューズ選びのポイント

    SPDペダルのケージは、
    ビンディングを保護する役割があるのですが、
    その分だけ重くなります。

    マウンテンバイクの場合は荒れた路面を走るのでケージ付きが良いです。

    一方、ロードバイクの場合は、
    主に舗装路を走るので、
    落車でペダルをぶつけることはありますが
    ケージの必要性は低いです。

    ですが、
    ケージの有無は踏み面に関係するので
    シューズを選ぶ時に注意が必要です。

    SPDシューズには、
    ソール剛性が高いものと低いものがあります。

    ソール剛性が低いほど歩きやすくなります。

    動画の説明にもあったように、
    ソール剛性が低いと、
    靴底(ソール)が「しなる」ように曲がります。

    そのため、ケージが無いSPDペダルに
    ソール剛性の低いシューズを組み合わせると
    シューズの底(ソール)が変形して
    パワーの伝達効率が低くなります。

    一方、ソール剛性が高いと、
    靴底(ソール)を両手で曲げようとしても曲がりません。

    なので、
    SPDでもパワーの伝達を重視するなら、
    ペダルの踏み面となるケージの有無
    シューズのソール剛性に注意してください。

    また、ケージがあっても
    シューズに接触しないタイプや
    踏み面が小さいタイプもあるので注意が必要です。

     

    例えば、ケージのついていない
    シマノSPDペダルPD-M520や
    エッグピーターのペダルには
    ソール剛性が高いシューズを組み合わせるとよいです。

    シマノのホーム-ページによれば
    ソール剛性「9」以上のシューズには
    ケージ無しのSPDペダルをすすめています。

    一方、
    ソール剛性が「5」程度のシューズには
    ケージ付きのSPDペダルをすすめています。

    ソール剛性の高いシューズなら、ケージ付きでもケージ無しのどちらでもOKです。

    ソ-ル剛性の高いSPDシューズ

    ケージ(踏み面)無し
    両面SPDペダルがいいなら、
    先ほど説明したように
    ソール剛性の高いSPDシューズと組み合わせるとよいです。

    ソールの剛性が高いシューズは、
    剛性が低いシューズに比べて、
    歩き易さが劣り、価格も高いですが、軽量です。

    先に紹介したシマノのRX8(SH-RX800)は、ソールが「カーボン製」なので、剛性が高くて軽いです↓

    ↑アマゾンへのリンクです↓

    SHIMANO(シマノ) RX8(SH-RX800) SPDシューズ

    楽天へのリンクです↓
    シマノ RX8 SH-RX800 SPD シューズ ビンディングシューズ 自転車 グラベルレーシングシューズ 軽量 SHIMANO オフロード グラベル アドベンチャー

     

    フィジークにも軽くて剛性が高いSPDシューズがあります。
    (値段も高いですが)↓

    ↑アマゾンへのリンクです↓

    FIZIK(フィジーク) INFINITO X1 <グレー/レッド> MTBシューズ

    楽天へのリンクです↓
    フィジーク X1 INFINITO BOA グレー/レッド 自転車 シューズ MTB マウンテンバイク用

    重さは294g(サイズ42.5)で
    ソールは剛性の高い「カーボン製」です。

     

    まとめ

    これまで説明したように、
    SPDタイプのビンディングでも
    SPD-SLに劣らず軽いペダルとシューズがあります。

    また、
    ケージ(踏み面)の有無
    ソール剛性に注意して
    ペダルとシューズを組み合わせれば
    パワーの伝達も十分に得られます。

    なので、SPDタイプでもSPD-SLに劣らず軽快に走行できます。

     

    ロングライドやツーリングの途中で
    ロードバイクから降りて普通に歩きたいならSPDです。

    輪行をする時も歩きやすいSPDがよいです。

    軽いSPDペダルとシューズを選んで
    走りも歩きも軽快にしてみませんか。

    この記事がSPDペダルとシューズ選びのお役に立てれば幸いです。

     

    SPDとSPD-SLのどちらかにするか迷っていたらこの記事をどうぞ↓
    ペダルはSPDとSPD-SLのどっちがいい?

     

    ロードバイク初心者のウェアとシューズの記事もどうぞ↓
    ロードバイクの服装は?初心者もレーパンじゃなきゃダメ?シューズは?

    冬用のウェアの記事はこちらです↓
    ロードバイクのウェアは高いので冬は重ね着で節約してみた

     

     

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    https://oyakudachi-infom.com/archives/2935.html/feed 0
    ロードバイク初心者のペダルはSPDとSPD-SLどっちがいい?ビンディングの選び方 https://oyakudachi-infom.com/archives/2921.html https://oyakudachi-infom.com/archives/2921.html#respond Mon, 09 Oct 2017 18:00:14 +0000 http://oyakudachi-infom.com/?p=2921 ロードバイクのペダルを
    「ビンディング」にしたいけど
    「SPD」「SPD-SL」のどっちがいいか迷いますよね。

    シマノによれば、
    SPDは
    「オフロードタイプ」又は
    「MTB(マウンテンバイク)タイプ」、

    SPD-SLは
    「ロードタイプ」とあります。

    なので、
    「ロードバイクにつけるならSPD-SL」ということになります。

     

    ですが、その一方で
    「初心者にはSPDがおすすめ」ともいわれています。

    じゃあSPDがいいのかと調べてみると、
    「SPDはロードバイクに似合わない」とか
    「パワーの伝達効率はSPD-SLの方がよい」とか
    いろいろ情報があって
    どっちがよいのか迷ってしまいます。

     

    そこで、この記事では、
    初心者の方が迷うことがないように
    ビンディング選びのポイントをお伝えします。

    また、初心者に最適なSPDペダルも選んでみました。

    ポイントは、
    歩くならSPD、
    歩かないならSPD-SLです。

    ビンディング選びのお役に立てれば幸いです。

     

     

    自分のサイクリングスタイルに合わせる

    ビンディングペダルを選ぶポイントは、
    自分のサイクリングスタイルに合わせることです。

    簡単にいうと

    • 「歩くスタイル」なら「SPD」
    • 「歩かないスタイル」なら「SPD-SL」

    というのが選ぶ時のポイントです。

    自転車に乗るためのペダル選びに
    歩くか歩かないかで判断するなんて変ですが、
    まず、この判断基準で選ぶとよいです。

    また、
    ビンディングペダルが外れなくて「転ぶのが怖い」のならSPDです。

    ちなみに、止まったときに
    ビンディングペダルがシューズから外れなくて転ぶことを
    「立ちごけ」といっています。

    以下に、「歩かないならSPD-SL」、「歩くならSPD」の順で詳しく説明しますね。

    歩かないなら「SPD-SL」

    SPD-SLは、
    走ることをメインに設計され、
    歩くことは考えられていません。
    ロードバイクに最も効率的にパワーを伝えるためのビンディングです。

    例えば
    ロードバイクを買った理由が
    競技に出て表彰台に立ちたい!
    1分1秒でも速く走りたい!
    のなら、「SPD-SL」で決まりです。
    (シマノ製に限らず、タイムとかルック等の他社製のロードバイク専用ペダルでもよいです)

    だれよりも速く走りたいのなら、
    歩くなんてあり得ないですよね。

    歩きにくいとか、
    立ちごけが怖いとか、
    そんなことは言ってはいられません。
    速く走りたいなら
    ロードバイク専用ペダルSPD-SLを選んでください。

     

    また
    SPD-SLは競技に最適ですが、
    競技者用というわけではありません。

    ツーリングやロングライドで
    コンビニくらいしか立ち寄らないなら
    ほとんど歩くことはないのでSPD-SLがよいです。

    特にロングライドでは
    その効率の良さ軽さが効いてきます。

    対応するシューズも軽いです。

     

    SPD-SLのペダルならこれが定番です↓

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    シマノ(SHIMANO) PD-R7000 EPDR7000

    楽天へのリンクです↓
    【あす楽】シマノ 105 PD-R7000 SPD-SLペダル

    歩くなら「SPD」

    一方、
    「ツーリングの途中で名所に立ち寄りたい」とか、
    「輪行(鉄道を利用した自転車旅)で遠くへ行きたい」とか思っているのなら「SPD」がよいです。

    SPDは、
    着脱のしやすさや
    歩くことも考えて設計されています。
    和式のトイレも大丈夫です。
    (一方、SPD-SLは歩きにくいだけでなく和式のトイレもつらいです)

    SPDは、シマノのホームページでは
    「オフロード」や
    「エクスプローラー」に分類されていますが
    ロードバイクに似合わないということはありません。

     

    ちなみに、
    自転車を押したり、かついだりする「シクロクロス」ならSPDが選ばれます。

    また、
    未舗装用のロードバイク(グラベルロード)にもSPDが似合います。

    ロードバイクで山や峠の林道を走っていて
    道路に木が倒れていたり、土砂崩れで道がふさがれていても
    SPDであれば自転車をかついで越えることができます。

     

    SPDペダルにするなら
    シマノSPDの軽量モデルで、
    ロードバイクに似合っているこれがいいです↓

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    シマノ(SHIMANO) SPDロードツーリングペダル PD-ES600

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    シマノ PD-ES600 SPDペダル SHIMANO 土日祝も営業 送料無料 ◆

     

    立ちごけが不安なら「SPD」

    「ビンディングが外れなくて立ちごけしたらどうしよう」
    と少しでも思うならSPDが良いです。

    立ちごけが怖い初心者には「片面SPD片面フラット」のこのSPDペダルがいいです↓

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    シマノ(SHIMANO) SPDペダル PD-EH500 片面SPD/片面フラット

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    一般にロードバイクには
    初心者でも
    「SPD」より「SPD-SL」を選ぶ方が多いようです。

    SPD-SLがロードバイク専用なので
    自然な流れかもしれませんが、

    何よりも
    SPD-SLのほうが
    ロードバイクに似合っているし、
    対応シューズはとても種類が多く、
    デザイン的にカッコイイ製品が多いです。

    ホビーサイクリストなら
    デザイン重視でSPD-SLにするのもありかもしれません。

     

    それに、SPD-SLは
    ペダルもシューズも軽いので
    坂道(ヒルクライム)や峠を登るために
    軽さを重視するならSPD-SLを選ぶことになります。
    (軽いものほど高価ですが)

     

    このようにSPD-SLは
    初心者にとっても魅力的です。

    ですが、
    ビンディングの着脱が不安で立ちごけが怖い方
    競技(レース)に参加するつもりのない方は、まず、
    外しやすいSPDを選んで
    ビンディングになれることを優先してください。

    そのうち、
    自分のサイクリングスタイルが分かるので
    そのときに必要であればSPD-SLに交換すればよいです。

    それから、
    中高年の方で膝(ヒザ)が不安な方は
    膝にやさしいSPDがよいです。
    SPD-SLに比べて装着時の遊びが大きく、着脱も軽い(ゆるい)ので。

     

    単に
    「ロードバイクにはロードバイク専用品がいい」
    とか、
    「なんとなくデザインが気に入ったから」
    といった理由だけでSPD-SLを選んだ結果、
    ビンディングがイヤになって
    フラットペダルに戻るのは避けたいです。

    どんなSPDペダルがいい?

    立ちごけが怖い初心者には片面ビンディング片面フラットタイプ

    「SPD」に決めたのなら
    最初は、
    片面がビンディング(SPD)で
    反対面がフラットの
    先ほども紹介したこのペダルを使うといいです↓

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    装着部分のスプリングの強さで
    外れやすさが調整できるので
    最も弱く設定して外れやすくするとよいです。

    それから、クリートを
    とっさの時に外れやすい
    マルチモードのクリートに交換することをおすすめします↓

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    私は、このマルチモードのクリートのおかげで何度か立ちごけから救われました。

     

    それでも不安なら
    初心者用のビンディングもあります。

    シマノの「クリッカー」というSPDペダルです↓

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    通常のSPDより軽く外すことができ、
    最初からマルチモードのクリートが付属しています。

    反射板もついているので通勤やクロスバイクに最適です。

    なお、
    クリッカーもよいですが、
    通常のSPDペダルでも
    スプリングを一番弱く設定して
    マルチモードのクリートにすれば
    着脱がとても軽くなるので初心者でも大丈夫ですよ。

    フラットペダルからビンディングペダルへスムーズに移行する方法

    ビンディングの着脱が不安で立ちごけが怖い方は、
    先ほども紹介した
    この片面SPD片面フラットのSPDペダルからスタートするとよいです↓

    (シマノSPDペダルPD-EH500 片面SPD/片面フラット)

    車や信号の多い市街地では
    フラット側で走って、
    車も信号も少ない道路や
    サイクリングロードでは
    ビンディング側を使うと安心して走れます。

     

    この片面SPD片面フラットのSPDペダルで
    ビンディングになれたら次は
    先ほども紹介した
    この片面SPDペダルに交換するとよいです↓

    (シマノSPDロードツーリングペダル PD-ES600)

    このSPDペダルは
    後でSPD-SLに交換することになっても
    同じ片面タイプで扱いが似ているので
    「SPD-SL」にスムーズに移行できます。

     

    まとめ

    ペダルを選ぶときに
    「SPD」と「SPD-SL」の
    どっちにするか迷ったら、
    自分のサイクリングスタイルに合わせるとよいです。

    「歩くスタイル」なら「SPD」、
    「歩かないスタイル」なら「SPD-SL」
    です。

    まだ自分がどちらのスタイルか分からないなら、
    また、着脱が不安で立ちごけが怖いなら、
    まず「SPD」を選んでください。

    ビンディングに慣れた頃に、
    そのままSPDにするか、
    SPD-SLに交換するかを判断するとよいです。

    このようにすると
    フラットペダルからビンディングペダルにスムーズに移行することができます。

    以上の判断基準で検討してみてくださいね。

     

    SPDとSPD-SLのどちらを選ぶことになっても
    ビンディングに慣れた頃には、
    これまでより遠くへ楽に行けるようになっています。

    坂道も楽になります。

    ロードバイクやクロスバイクに乗ることがもっと楽しくなりますよ。

    この記事がお役に立てれば幸いです。

     

     

    SPDについてもう少し詳しく書いてみました↓

    SPDペダルとシューズに軽いのはある?ロードバイクに重いのはイヤ

     

    ロードバイクのウェアの記事もどうぞ↓

    ロードバイクの服装は?初心者もレーパンじゃなきゃダメ?

     

    冬のウェアについてはこちらの記事をどうぞ↓
    ロードバイクのウェアは高いので冬は重ね着で節約してみた

     

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