昨年(2015)は猛暑でしたね。今年も暑くなりそうです。

 

これまで扇風機でなんとか過ごせていたのですが、昨年はダメでした。

 

なので昨年、エアコンを取り付けできない部屋のために、
コロナのどこでもクーラーを買いました。


この製品は、
その名前に「クーラー」とあるので、
「エアコン」と勘違いして性能を期待してしまう方もいると思います(私もその一人でした)。

 

ですが、決して「エアコン」ではありません!

 

「エアコン」や「クーラー」をイメージして買うと、その性能にがっかりします(我が家では特に妻に不評でした)。

 

 

ですが、
使い方によっては役に立つ「冷風機」になりえます。

 

買って失敗したとならないように、
参考になればと思い、レビューします。

 

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購入した理由/目的

私がどこでもクーラーを購入した動機は、エアコンが取り付けできない部屋を何とか涼しくできないかというものでした。

 

私には大学受験をひかえた一人息子がいて、一部屋を与えているのですが、どうも勉強がきらいなタイプであまり勉強をしません。暑いとさらに勉強しなくなりそうなので何とかしたいというのが本来の目的です。

 

 

その部屋には窓があるのですが、転落防止の柵をとらないと窓型エアコンは取り付けできません(室外機の設置場所がないので通常のエアコンもダメです)。

 

そこで、コロナのどこでもクーラーなら、「クーラー」というくらいだから、それなりの性能があるはず、という思いで購入しました。

 

希望小売価格が税別69800円に対して、楽天で当時、税込み、送料込みで28370円だったのでクリックを誘われました。

スペック

私が買ったコロナのどこでもクーラー2015年モデル(型式CDM-1015)の基本スペックは次の通りです。

 

どこでもクーラー2016年モデル(型式CDM-1016)からの変更はないようです。

  • 外形サイズ:高さ600、幅250、奥行386mm
  • 重さ:13.0kg
    (重いけどキャスター付きなので移動は楽です)
  • 冷風能力:最大吹出温度差-10℃
    (60Hz時、室温27℃、湿度60%RH)
  • 使用可能室温:5~35℃
  • 冷風時消費電力:220W(50Hz), 240W(60Hz)
  • 運転音:38dB(冷風弱モード時)
  • 除湿能力:9L/日 (50Hz), 10L/日 (60Hz)
  • 廃熱ダクトの長さ:950mm
    (布製で着脱可能ですが、短いです)
どこでもクーラー(前)

 

(全面の扉が自動で開いて冷風が出ます)

 

どこでもクーラー(横)

 

(両側の側面に吸気口があり、象の鼻みたいなのが廃熱ダクトです)

 

ちなみに、上位機があります。
(2015年モデルの型式はCDM-1415、2016年モデルはCDM-1416)

 

色違いで同じ外観、同じサイズですが、冷風能力が「-11℃」で1℃ほど性能がアップしています。

 

上位機の方が色もいいし冷風性能も少し良いので悩みましたが、7000円ほど高くなり、消費電力も運転音も少し大きくなるので下位の機種にしました。

 

ですが、予算に余裕があれば、冷風性能が少しでも高い上位機の方がよいもしれません(但し、消費電力が約1.5倍になります)。

デメリット/廃熱が課題

スペックの冷風能力「-10℃」を見ると期待してしまいますが、電源を入れると、すぐにがっかりします。

 

前面からは冷風(というより涼しい風)がでるのですが、背面から温風がでます!

 

前にいると涼しいのですが、後ろにいると暑いです。

 

なので、
部屋を閉めきった状態では、
部屋全体の温度を下げることはできません(逆に室温が上がります)。

 

 

次の動画のように、窓へダクトをつなげて室外へ廃熱することもできますが、別売りのパネル(標準タイプで税別7500円)が必要です。

 

また、付属の廃熱ダクトが95cmと短いので、窓のすぐ近くに設置スペースも必要です。「どこでも」置けるわけではありません。

 

(下の動画を最初の1分だけ見るとイメージがつかめます。上位機で説明しています。)

 

我が家の場合、窓の近くに置けなくて付属の廃熱ダクトが届かず、その上、窓の両脇に固定されたアコーディオン網戸が邪魔でパネルの取り付けもできませんでした。

 

 

それでも、窓の外へ排気できるようにダクトを延長するため、アルミ製のダクトをホームセンター買ってきて取り付けてみました。

 

が、作動中にダクトが非常に熱くなったので外しました(グラスウール断熱材を巻き付けることも考えましたが試していません)。

 

付属の短い廃熱ダクトを取り付けただけで、その取り付け部分(プラスチック)が熱をもちます。ダクトを延長して長時間運転させたときのトラブルが心配になりました。

 

取り扱い説明書みると、
「廃熱ダクトの延長をしないでください」と書いてあります。

 

 

結局、我が家では、
部屋の入り口に置き、扉を半開きにして廊下へ排熱しています。

どこでもクーラー(後)

 

部屋に涼しい風が送られる一方で、
廊下は排気された温風で暑くなります(なので廊下を通る妻には不評です)。

 

また、扉が半開きのため、部屋の中をしっかり冷やすことはできません。

 

カーテンなどの布で扉のすき間をおおって、冷気が逃げないようにし、また排気した温風が入ってこないようにすれば、少しは部屋全体の温度を下げることができるかもしれません(が、めんどうなのでしていません)。

 

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メリット/使い方しだいです

このように、どこでもクーラーはエアコンの代わりにはなりません。

 

ですが、
スポット冷風機として使い方を工夫すれば、けっこう良い製品になりえます。

使い方1/お風呂上がりに

一番よいと感じた使い方は、
お風呂上がりのクールダウンに使うと気持ちがいいことです。
(子供部屋はどうなった?という声が聞こえてきますが)

 

夏はせっかくお風呂で汗を流しても、脱衣所でもたもたしていると汗が出てきて、バスタオルで汗をふくことになってしまいます。

 

扇風機では、しめった生あたたかい風なので気持ちいいとはいえません。

 

ところが、
どこでもクーラーからは除湿された冷風がでるので、脱衣所(の入り口)におくと、お風呂上がりが楽しみになるくらい爽やかになります。

使い方2/扇風機といっしょに

2つ目の使い方は、
熱くて寝苦しい夜に、どこでもクーラーを扇風機といっしょに使うと暑さがやわらぐことです。

 

風向きが自動で変わるスイング機能もついていますが、風量が小さいので、扇風機で補うとよいです。

 

除湿性能が高いので一晩で数リットルの水がタンクにたまります。冷風に加えて、この除湿効果が体感温度を下げているようです。

 

 

扇風機よりは少し運転音がしますが、暑さで寝苦しいのに比べたら気になりません。

 

また、エアコンだと冷えすぎたりするのですが、どこでもクーラーなら、冷風性能が低いことが幸いして冷えすぎることがありません(もっと冷えてという感じです)。

 

消費電力も同じコロナの6~8畳用エアコン(500~600W)の1/2以下なので、一晩中使っても電気代を抑えることができます。

使い方3/衣類乾燥機として

3つ目は、部屋干しの衣類乾燥機として使えることです。
(本来の部屋を涼しくする目的とは関係ないですが)

 

昨年は夏に購入したので、梅雨(つゆ)の時期に使うことがありませんでした。

 

今年は夏だけでなく、梅雨(つゆ)にも役立つはずなので、妻の評価は上がると思います。

おわりに

改めてコロナのホームページとカタログを見ると、「どこでもクーラー」という商品名はひかえめに記載されていました。

 

実際は、次のように記載されています。

 

「冷風・衣類乾燥除湿機(どこでもクーラー)」

 

本来は「除湿機」のようです。

 

 

この製品は、「クーラー」をイメージして購入するとがっかりします。

 

私のように、妻の不評まで買わないように、
購入前にしっかり調べてから買いましょう。

 

この記事がお役に立てれば幸いです。