ロードバイクを欲しいなと思っているけど、どれを選べばよいか迷っていませんか。

私も初めて買うときは悩みに悩みました。

ネットや雑誌では、
様々なロードバイクが紹介され、
本当に多くのメーカーや種類があって
どれを選べばいいのか迷いますよね。

 

私はクロスバイクを買った後に
ロードバイクが欲しくなったのですが、
購入までに2年かかりました。

もちろんお金が足りなかったこともありますが、
どのロードバイクにするのか悩んで、
コンポーネントやその他のパーツにも悩んで
最後には、
決めた車種のカラーリングにも悩んでしまいました。

結局、
次のシーズンに新しいカラーリングになると聞いて年を越し、
ニューモデルの発売を待ってやっと購入しました。

その上、その間に
初心者には不要な知識がついてしまったせいか、
購入時にパーツ交換までしてしまって予算を大きく超えてしまいました。
(当時の初心者の私には完全にオーバースペックです)

後で思えば、
どれにしようかと悩むことも
ロードバイクの楽しみ方の1つと分かるのですが、

購入後にはもっと楽しいことがたくさん待っていたので、
悩んでいた期間を損したかも、
と思ったりしています。

 

この記事では、
私のように時間とお金を使いすぎないように、
ロードバイクの最初の1台を選ぶための3つのポイントをまとめてみました。

参考にしていただければ幸いです。

 

 

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初めてのロードバイク選びのポイント

初心者にとって
ロードバイク選びの最初のポイントは、
「どのロードバイクにするか」よりも
信頼できるショップ(専門店)を先に選ぶことです。

そもそも乗ったこともないロードバイクの良し悪しを自分で判断することはできないので、
ショップを先に決めて選択肢を絞るという考え方です。

まずは、以下の3つのポイントから検討してみてください。
いくつか具体的な車種まで絞り込むことができるはずです。

【ロードバイク選びの3つのポイント】

  1. 信頼できる専門店(プロショップ)を選ぶ
  2. 購入するロードバイク(完成車)の価格の下限と上限を決める
  3. ロードバイクのフレームの素材を決める

以下に順に説明します。

【ポイント1】信頼できる専門店(ショップ)を選ぶ

既にどんなロードバイクにしようかとネットや雑誌で調べていると思います。

ですが、もうそのくらいにして、ロードバイクを買う店を決めてください。

ママチャリをメインにしている店はダメですよ。

ロードバイクを主に扱っている専門店(プロショップ)を探してください。

専門店は初心者には敷居(しきい)が高いですが、思い切って入ってみてください。

そして、勇気を出して店員さんに話しかけてみて下さい(無料ですので)。

そのときの店員さんの対応で決めてしまってもいいくらいです。

ロードバイクを買ったあとも何度も通うことになるので、
初心者でも気持ちよく対応してくれるショップがおすすめです。

 

専門店は、ロードバイクの組み立てや修理、調整の技術が高いことはもちろん、
ロードバイク関連の多くの知識や経験、情報を持っています。

なので、ロードバイクを買うときだけでなく、
買った後も、
乗り方やメンテナンス、パーツ、ウェア、グッズ等について、
いろいろアドバイスしてくれます(アドバイスは無料です)。

 

できれば1つの店ではなく、いろいろ専門店を探して、どの店にも実際に足を運んでみるとよいです。

専門店ごとに特徴があり、
取り扱うロードバイクのメーカー(ブランド)も違います。

試乗ができる店もあります。

専門店を決めるときは、できれば、自宅の近くの店がいいです。

購入後も、自転車の調整やメンテナンスの他、
いろいろ質問したり、パーツやグッズの購入のために、店に通うことになるからです。

もし、近くに見つからなくても
専門店で購入することをおすすめします。
遠くまで通う価値はありますよ。

 

良い専門店に出会えることができれば、
安心してロードバイク生活をスタート
することができます。

車種やメーカー(ブランド)も気になると思いますが、
初心者にとってはどの店で購入するのかが大切です。

 

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【ポイント2】購入するロードバイクの価格の範囲(下限と上限)を決める

専門店(プロショップ)に実際に行ってみたら、
その店が扱っているロードバイク(完成車)の価格の「下限」と「上限」を決めてください。

いろいろ好みもあると思いますが、
先に車体(完成車)の価格の範囲を決めてしまうのがよいです。

自分の経済状態は自分が一番知っているはずなので。

ですが、価格の下限は10万円を目安にしてください。

以下に、価格の下限、続いて上限について順に説明します。

車体(完成車)の価格の「下限」を決める

車体(完成車)の価格が10万円以上のロードバイクをおすすめします。

10万円しないロードバイクもありますが、
ロードバイク本来の良さを備えているといえるはこのくらいの価格からです。

大手の自転車メーカーの入門車(エントリーモデル)は安いものでも10万円前後に設定されています。

「自転車に10万円は高いな」と感じるでしょうが、そのうち安いと思うようになります。
(ロードバイクを始めると金銭感覚が変わります)

車体(完成車)の価格の「上限」を決める

価格の下限を決めたら、次に
車体(完成車)の価格の「上限」を決めてください。

車体(完成車)の価格が20万円以下のものをおすすめします。

20万円を超えると、
初心者では性能の差を感じにくくなるのでこのくらいがいいです。

「良いものなら少し高くても」と思っても無理しないでください。

その理由は、
ロードバイクを買った後、乗り慣れた頃に、
軽量なホイールやパーツ
さらには2台目のロードバイクが欲しくなるからです。

なので、
最初の1台の購入時に無理なローンは組まないでくださいね。

 

また、ロードバイクに乗るには必要なものがたくさんあります。

車体の他にお金がかかるので注意してください。

ヘルメット、サングラス、
グローブ、ウェア(ジャージ、レーサーパンツ、ウィンドブレーカー)、
ドリンクボトル、ボトルケージ、
フロアポンプ、スタンド、
携帯ポンプ、携帯工具、タイヤレバー、予備チューブ、ツールボトル(又はサドルバック)、
フロントライト、リアライト、鍵など、
買うものがたくさんあるので、
5万円くらい(又はそれ以上)別に用意する必要があります。

乗り慣れた頃には、
「ビンディングペダル」と「専用シューズ」も買うことになるので、
さらに数万円必要になります。

ロードバイクを買うときも買った後も、とにかくお金がかかります。
ロードバイク本体にお金を使いすぎると、
ロードバイクに乗るために必要なものが買えなくなるので注意してくださいね。

 

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【ポイント3】ロードバイクのフレームの素材を決める

次に、ロードバイクのフレームの素材を決めてください。

「アルミフレーム」、
「カーボンフレーム」、
「クロモリ(スチール)フレーム」から選びます。

ショップ(専門店)を決めて
車体(完成車)の価格の範囲(下限と上限)」を決めると、
そのショップで購入できるロードバイクのフレームの素材は自動的に決まってしまうこともありますが、
以下に順に説明します。

初心者にはアルミフレームがおすすめ

初めてのロードバイクで10~20万円の価格帯なら、
アルミフレームをおすすめします。
(ただし、フロントフォークはカーボン製です)

アルミフレームは、
軽くて、強度があり、
コストパフォーマンスに優れています。

なので、各社がアルミフレームの入門用ロードバイクを用意しています。

アルミフレームは硬くて脚にくる(負担がかかる)とか、振動吸収性が悪くて疲れやすいとか、ネット上で見かけます。

ですが、
初心者が一日に走行する距離は数十kmくらいで、
長い距離を走るとしても100km程度です。
そのくらいの距離なら、フレームの素材の差はあまり関係ありませんよ。

カーボンフレームは高価で取り扱いに注意

とはいっても、アルミフレームに比べて、
カーボンフレームは、
軽くて剛性があり、振動吸収性も高く
ロードバイクのフレームの素材としては最適です。

有名なツールドフランスに限らず一般の自転車競技に使われるロードバイクはカーボンフレームです。

ですが、高価です。

なので、
10万円台のカーボンモデルは、価格を抑えるために低グレードのカーボン材料やパーツが使用されています。

車体の重量も、アルミモデルより重いものもあります。

そして、なによりも、カーボンフレームは何か硬いものの角にぶつけると破損することがあります。

アルミやクロモリではキズが付いたり少しへこんだりする程度であっても、カーボンでは割れることがあります。

通常の使用では壊れることはありませんが、
初心者はロードバイクの扱いに慣れていないので、
20万円以上もする高価なものだと乗る前から気疲れしてしまいます。

 

【2022年2月追記】
カーボンモデルが主流になり、
アルミモデルの上位機種との価格差も小さくなっている傾向にあります。

なので、お金を用意できる方は、
20万円超えのカーボンモデルを買って大切に長く乗るのもありです、
といえるようになってきました。

 

アルミフレームとカーボンフレームで迷ったらこちらの記事も読んでみてください↓
【アルミとカーボン】ロードバイクの最初の一台はどっちがいい?トレックのエモンダ(2018年モデル)で考えてみた

 

低価格のクロモリ完成車は重い

10万円台のクロモリ完成車は重いです。

私もそうですが中高年の方は、
クロモリフレームのあの細いフォルムに惹かれると思います。

また、アルミフレームに比べて、
フレーム自体のしなりによる振動吸収性がよいので乗り心地もよいです。

ですが、
この価格帯の完成車は重いので、
アルミやカーボンのモデルに比べて
軽快さが劣ります。

輪行時の持ち運びも大変になります。

初心者、特に中高年の方は、まず、
ロードバイクの一番の魅力である軽快感、爽快感を味わってロードバイクを好きになって欲しいです。

そして乗り続けて欲しいです。

なので、できるだけ軽量なもの(または後で軽量化できるもの)を選んでください。

ロードバイクに乗り慣れ、
金銭感覚もマヒした頃に、
2台目(又は3台目)としてクロモリフレームを検討することをおすすめします。

お金があれば、クロモリフレームでも10kg未満のロードバイクにすることができます。

一方、体力があり先も長い若者は、重さなんて気にしないで選びましょう!

アニメ「弱虫ペダル」の主人公の小野田坂道くんも、最初のロードバイクはクロモリでした。

ショップを決めるとフレームの素材も決まってしまう

ショップ(専門店)を決めると、
ロードバイクのメーカー(ブランド)が絞られます。

1つのショップが扱うメーカー(ブランド)は限られるからです。

1つのメーカーしか扱っていないショップもあります。

そのショップで扱っていないメーカーのロードバイクは取り寄せできません。
(トヨタ車の販売店では日産やホンダの自動車が買えないのと同じです)

そして、
そのショップの扱うロードバイクの価格の上限を決めた時点で、
高価なカーボンモデルは選択肢から外れることがあります。

またクロモリのロードバイクを扱っていないショップもあります。

なので、
ショップを決めた時点で自動的に
アルミフレームのロードバイクに決まってしまうことがあります。
(たいていはこのケースになります)

 

なお、フレームの素材以上に
フレームのサイズはとても重要です。

なので、ショップで、自分の体に合ったフレームサイズを選んでもらってください。

 

フレームの色は、走りに関係ないですが、見た目も気になりますよね。

ですが、
この価格帯の完成車は各メーカーが用意した色しかないので、その中から選ぶしかありません。

好きな色があればラッキーぐらいに考えてください。

好きなカラーリングや気になるブランドは、2台目のロードバイクの楽しみにとっておきましょう。

 

とはいっても色にこだわるなら、
ご参考までに、
ブリジストンの「アンカー(anchor)」は自分の好きな色が選べます。
(色によっては追加料金が必要になります)

「トレック(TREK)」では、オーダーシステム「プロジェクトワン」に限り色が選べます。
(とんでもなく高価です)

「ケルビム(CHERUBIM)」(スチールフレームのビルダー)でも色が選べます。
(オーダーメイドなので20万円以下では買えませんが)

フレームが同じなのに値段が違うのは

フレームの素材も形状も同じなのに値段が異なる完成車があります。

見た目は似ていますが、
主にコンポーネント(変速機、ギア、レバー、ブレーキキャリパー、クランク)が違うため価格に差がでています。

10万円台の価格帯では、
シマノ製のコンポーネントの
「クラリス」(リア8速)、
「ソラ」(リア9速)、
「ティアグラ」(リア10速)、
「105」(リア11速)が主に装着されています。

この順で性能(変速性能や操作性、ブレーキ性能、軽さ、耐久性)が優れ、高価になります。

できればティアグラ以上のコンポーネントの完成車がおすすめです。

ツーリング用途なら変速段数は少なくなりますがクラリスやソラでもよいです。

ただし、上位グレードと基本的に互換性がないので注意してください。

一方、105は性能が高く(競技レベルです)、コストパフォーマンスも高く、また上位グレードと互換性があるパーツもあるので、お金に余裕がある方は105をおすすめします。

 

105よりグレードが上の「アルテグラ」や「デュラエース」もありますが、
中級者以上になったら検討するとよいです。
(というか、欲しくなります)

なお、同じ105やアルテグラでも、
型式やモデルチェンジのタイミングで、
上位のコンポと互換性がないこともあるので、
パーツの交換前にはシマノのホームページやショップで確認をしてください。

 

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おわりに

ロードバイクを選ぶときは、
これまで説明したように、次の3つのポイントで検討してみてください。

  1. 信頼できる専門店(プロショップ)を選ぶ。
  2. 車体(完成車)の価格の範囲(下限と上限)を決める。
  3. フレームの素材を決める。

この3つが決まれば、
ロードバイクの車種は数種類に絞られているはずです。

 

例えば、「トレックの専門店」を選んで、
車体(完成車)の価格の範囲を「10~20万円」に決めると、
フレームの素材が「アルミ」に決まります。

2021年モデルでは次の4車種から選ぶことになります。

  1. ドマーネ AL2 Disc (税抜105,000円)
  2. ドマーネ AL3 Disc (税抜125,000円)
  3. ドマーネ AL4 Disc (税抜159,000円)
  4. エモンダ ALR 4  (税抜175,000円)

いずれのモデルもディスクブレーキで、
ドマーネ AL2 Discが機械式(ワイヤーで引くタイプ)、
その他が油圧式(オイルの圧力で押すタイプ)です。

コンポーネントは、
ドマーネ AL2が「クラリス」(前後ディレーラーとクランクのみ)、
ドマーネ AL3が「ソラ」(前後ディレーラーとクランクのみ)、
ドマーネ AL4とエモンダ ALR4が「ティアグラ」です(前後ディレーラー、クランク、ブレーキ)。

ディスクブレーキが「油圧式」で、
コンポーネントが「ティアグラ」
「ドマーネ AL4 Disc」と「エモンダ ALR 4」なら買って後悔することはありませんよ。

後は、フレームの色や、在庫の有無、在庫がなければ入荷時期などで選ぶことになります。

 

と、トレックショップにいけば、このような感じですすめられますが、

お金に余裕がなければ、
トレックには10万円以下のロードバイクもあります。

2021年モデルでは「ドマーネ AL2」のリムブレーキモデルです。

価格は税抜85,000円

高価なディスクブレーキではなく、リムブレーキなので価格が抑えてあります。

リムブレーキのモデルの方が、
軽くて、
メンテナンスも簡単で、
輪行もしやすいのでおすすめです。

後で欲しくなる軽量ホイールも比較的安いです(といっても10万円以上しますが)。

20万円のロードバイクを買っても、
はまると2台目を買うことになるので、
買い換えを前提にして85,000円の「ドマーネ AL2」でスタートするのもありです。

お気に入りのロードバイクに出会えることを願っています。

 

 

ドマーネとエモンダで迷ったら、旧型の説明ですが、こちらの記事を参考にしてみてください↓
ドマーネとエモンダはどっちがいい?2018年モデルのトレックのアルミモデルを比較してみた

 

アルミフレームとカーボンフレームで迷ったらこちらの記事もどうぞ↓
【アルミとカーボン】ロードバイクの最初の一台はどっちがいい?トレックのエモンダ(2018年モデル)で考えてみた

 

 

 

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