ママチャリと違って、
クロスバイクには最初から鍵がついていないので、
別売りの鍵を買う必要があります。

大手メーカーのクロスバイクなら、
5万円はするので盗まれたら大変です。

丈夫な鍵を買えば安心ですが、
自転車用の鍵もいろいろあるので、
どれを選んだらいいのか、よく分からないですよね。

なので、この記事では、私が使っている
ワイヤーロックU字ロックを紹介しながら、
鍵を選ぶポイントをまとめてみました。

 

クロスバイクの鍵を選ぶ際に、お役に立てれば幸いです。

 

 

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選んだワイヤーロックとU字ロックと駐輪環境

私のクロスバイクは、
最寄りの駅までの通勤に使っていて、
昼は「駅の駐輪場」、
帰宅後の夜は「自宅マンションの駐輪場」に置いています。

一日のほとんどの時間を目の届かない屋外に駐輪しているので盗難が不安です。

休日は、ちょっとした用事にも使うので、
店先の駐輪スペースにも置いたりします。

 

このような駐輪環境で、
私が使用している鍵は次の3つです。

  1. 「コイル状」の太いワイヤーロック(ケーブルロック)
    (長さ180cm、太さ1cm、カギ式)
    (最近120cmダイヤル式に換えました)
  2. 「コイル状」の細いワイヤーロック
    (長さ120cm、太さ0.3cm、ダイヤル式)
  3. 金属製のU字ロック

 

「太いワイヤーロック(ケーブルロック)」はこんなのです↓

 

アマゾンにもあります↓

自転車ロック チェーンロック 5桁 ダイヤル式 パスワード自由設定 長さ1200mm

 

「細いワイヤーロック」はこんなのです↓

 

アマゾンにもあります↓
ギザプロダクツ GP PL626 コンビネーションロック (LKW2430100) 自転車 鍵 GIZA PRODUCTS

 

「U字ロック」はこんなのです↓

 

アマゾンにもあります↓
Active Winner 自転車 u字ロック ワイヤー付 自転車 鍵 自転車ロック シリコンカバー

 

次に、これらの鍵を選んだ理由(選ぶポイント)を説明します。

鍵を選ぶポイント

私がメインに使用している鍵は、
コイルタイプで太めの
ワイヤーロック(ケーブルロック)です。

ワイヤーキー/太め
(ボントレガー製、外径1cm、長さ180cm。旧モデルです)

最近は、「5桁のダイヤル式」のワイヤーロック(長さ120cm(ダイヤル部分を含む))を使っています↓

 

ワイヤーロック(ケーブルロック)には
本当に多くの種類がありますが、
私は、次の3つのポイントで選びました。

  1. 太さ
  2. 長さ
  3. 収納/携帯のしやすさ

以下に順に説明します。

ちなみに、「鍵式」と「ダイヤル式」の選び方についてはこちらの記事に書いています↓
クロスバイクにはダイヤル式とカギ式のどっちが良い?

(ポイント1)鍵の太さ/目安は「1cm」

私は、夜も屋外の駐輪場に置くので、
外径が1cm(10mm)の太めを選びました。

下の写真では、
太さの違いが分かるように、
外径の異なる2つのワイヤーロックを示しています。

 

ワイヤーキー/太さの比較

(どちらもGIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ)製)

右側のワイヤーの外径が1cm(10mm)
左側のワイヤーの外径は0.6cm(6mm)です。

 

これらの鍵は、当時は良いと思って買ったのですが、どちらも次の理由で使っていません。

上の写真の左側の外径0.6cm(6mm)のワイヤーロックは、
細くて簡単に切断されそうで不安なので使っていません。

上の写真の右側のワイヤーロックは、太さは十分ですが短く
下の写真の「U字ロック」とサイズがあまり変わらないので使っていません。

U字ロック

(上の写真のU字ロックはアルミ製なので軽いです)

 

ちなみに、
U字ロックを携帯するなら、軽い「アルミ製」がよいですが、
夜間に保管するなら、丈夫な「鉄(合金鋼)製」のU字ロックがいいです↓

 

アマゾンにもあります↓
Active Winner 自転車 u字ロック ワイヤー付 自転車 鍵 自転車ロック シリコンカバー

 

軽いアルミ製のU字ロックがいいなら、シリコンカバー付きのこんなのが安くて良いです↓

 

アマゾンの方が安いです↓
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 自転車 鍵 ロック U字ロック U型ロック シリコンカバー ダブルディンプルキー

 

細いワイヤーロックの使い道

細いワイヤーロックは、
夜間の駐輪には心配で使えません。

ですが、コンビニに立ち寄る程度の
短い時間なら使えます。

 

前の写真の細め(外径0.6cm)のワイヤーロックでも良いのですが、
次の理由で、下の写真の小型のコイルタイプを使っています。
(外径0.3cm、長さ120cm)

ワイヤーキー/細め

(GIZA PRODUCTS製 PL626 コンビネーションロック)

アマゾンへのリンクです↓
ギザプロダクツ GP PL626 コンビネーションロック (LKW2430100) 自転車 鍵 GIZA PRODUCTS

楽天にもあります↓
ギザ/ジーピー PL626コンビネーション ロック φ3×1200mm GIZA/GP 一部あす楽

 

この鍵は、
軽くてコンパクトで携帯しやすく、

また、
気軽にロックできるのが良いです。
(ただし、番号が3桁しかなく、また細くて切断されやすいので長時間の駐輪には不安です)

 

私は、このワイヤーロックを
ヘルメットや、大型サドルバック
(RIXEN&KAULコントアーマグナム)の盗難防止にも使用しています。

帰宅後の夜の駐輪では、
ヘルメットやサドルバックは、
室内にもって入りますが、

通勤時の駅の駐輪場では、
会社にもって行くわけにはいかないので、
ワイヤーロックで自転車に固定しています。

(ポイント2)鍵の長さ/目安は「120-180cm」

ワイヤーロック(ケーブルロック)の長さは、
長時間の駐輪に使うなら、
120-180cm(1.2-1.8m)がおすすめです。

 

長すぎると、
コンパクトにできず、
携帯性が悪くなります。

小さく巻くのもメンドウです。
(なので、巻きやすい「コイル」タイプがよいです。後で説明します)

 

逆に短いと
前輪と後輪の両方を一緒にロックできなかったり、「地球ロック」できなかったりします。

(「地球ロック」とは、
建物の柵や駐輪ラックなどの
地面に固定されたものに鍵で自転車を固定することをいいます)

 

ちなみに、
公共物(ガードレール、標識)や他人の敷地内の柵に固定(地球ロック)すると違法です。

 

とはいっても、
盗まれるのはイヤなので、
駐輪場や駐輪スペースなどの
迷惑にならない場所で「地球ロック」しています。

 

別の記事でも書きましたが、
「地球ロック」するならダブルループを使うと便利です↓

 

ダブルループについてはこちらの記事で説明しています↓
ダブルループを使った自転車の鍵のかけ方

 

(ポイント3)鍵の収納と携帯のしやすさ/「コイルタイプ」がオススメ

ワイヤーロック(ケーブルロック)は、
コイルタイプがおすすめです。

 

巻き癖がついているので、
簡単に巻けます。

また、コンパクトに巻けるので携帯しやすいです。

例えば、下の写真に示すように、
シートポストに巻き付けることができます。

シートポストの反射板が
ストッパになるので、鍵がずり落ちることはありません。

ワイヤーロック/シートポストに巻き付け

(反射板が隠れますがシートステーにもつけているので大丈夫です)

 

また、ホルダーがついている製品なら、
フレームやシートステーに装着できます↓

(ホルダーに鍵を装着するときは、走行中の落下防止に「マジックテープ付きのバンド(ベルト)」で止めると良いです)

 

 

下の写真は、コイルタイプとストレートタイプを示しています。

ワイヤーキー比較/ダブルループ

(左がコイルタイプ、右がストレートタイプ)

上の写真の右側のワイヤーロックが、
ストレートタイプです。
(タイオガ製ダブルループ, 長さ2m, 外径4.6mm)

比較のため、左側に、
コイルタイプ(長さ1.8m, 外径6mm)を置いています。

 

右側のストレートタイプの鍵は、
長く伸ばして使えるので、
この鍵1つで
前と後のホイールの両方とフレームを通して「地球ロック」できます。

ですが、使用後に
コンパクトに巻くのがメンドウで、収納場所にも困ります。

それに、
やや細めなので(外径4.6mm)、
長時間の駐輪には不安で使っていません。

 

ご参考までに、
上の写真で示したストレートタイプのロック(ダブルループロック)は楽天で売っています↓
(下の写真ではコイルタイプに見えますが「巻グセ」はついていません)

アマゾンにもあります↓
→→TIOGA(タイオガ) ロック TIG RL-643 ラウンドキー 4.6x1800mm

 

鍵の使い方の一例

夜間の自宅マンションの駐輪場では、
私は、次の写真のように、
前後のホイールとフレーム
「太めのワイヤーロック(ケーブルロック)」で固定しています。

ワイヤーケーブル/前後輪の固定

(写真は長さ180cmのコイルタイプの場合です。長さ120cmの場合は伸ばすのに少し力が必要です)

 

そして、
2段式の駐輪ラックの上段に置いて、
下の写真のように、
後輪と自転車ラックを
「U字ロック」で固定しています。

U字ロック/後輪の固定

 

こうすれば、
後輪が自転車ラックに固定され、
固定された後輪(リアホイール)に、
フレームと前輪(フロントホイール)の両方が固定されます。

その結果、自転車全体が「地球ロック」されたことになります。

 

駅の駐輪場では、よく、
ホイール(前輪または後輪)だけを
地球ロックしている自転車を見かけます。

ですが、
クロスバイクは簡単にホイールを外せるので、
鍵がついたホイールだけ残して、
フレーム本体をもっていかれることがあります。

 

なので、鍵をかけるときは、
フレームにもワイヤー(ケーブル)を通すと良いです。

 

鍵の「種類」や「サイズ」、
2つ以上の鍵の「組み合わせ」、
「駐輪場所」に応じて、
いろいろな鍵のかけ方があるので工夫してみてくださいね。

 

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おわりに

以上のように、私は、
太さ1cm(10mm)
長さ120-180cm(1.2-1.8m)
「コイルタイプ」ワイヤーロック(ケーブルロック)をメインに使用しています。

ですが、この鍵1つだけでは、
前後のホイールとフレームの全部を「地球ロック」するには長さが足りないので、
U字ロック」と組み合わせています。

 

このように、
夜間や長時間の駐輪では、
2個以上の鍵を使うのが良いです。

 

また、ワイヤロックで鍵をかけるときは、
ホイール(前輪、後輪)だけでなく、
フレームにも忘れずにワイヤー(ケーブル)を通してくださいね。

そして長時間の駐輪では、
駐輪ラックや支柱、柵などにつなげる「地球ロック」は必須です。

 

 

自転車の盗難防止の手段には、
ワイヤーロックやU字ロック等の鍵の以外にも、
アラーム機能や位置情報機能など
いろいろな盗難防止グッズがあります。

ですが、
プロの窃盗団に狙われたら防ぎようがありません。

なので、
鍵を過信しないで、
人通りの少ない場所や、監視カメラの無い駐輪場には、
長時間おかないようにしましょう!

 

 

鍵を選ぶ時にダイヤル式とカギ式のどちらにするか迷ったらこちらの記事をどうぞ↓
クロスバイクにはダイヤル式とカギ式のどっちが良い?

ダブルループの使い方も知っておくと安心して保管できますよ↓
ダブルループを使った自転車の鍵のかけ方

 

 

 

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