自転車の冬用グローブには、
寒さに応じていくつかのタイプがあります。

 

例えば、
パールイズミの製品には、
0℃対応、5℃対応、15℃対応
3つのタイプがあります。
(今年は10℃対応が無くなってます)

 

選べるのは良いことですが、
ロードバイクやクロスバイクを買って
初めての冬を迎える方にとって
どれを選べばよいか迷いますよね。

値段も
7千円から1万円以上もするので、
買った後に気に入らなくて
買い換えることになったら大変です。

 

 

前の記事では、
秋から冬へ(冬から春へ)の
季節の変わり目のグローブ
(10℃前後での蒸れ対策)
について書きましたが、

この記事では、
冬用のグローブの選び方について
書いてみました。

 

また、私が使っているグローブと
その使い方についても紹介します。

 

お役に立てれば幸いです。

 

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選ぶ時のポイント/気温と体温の変化にも注意

冬用グローブを選ぶときは、
次の3つのポイントが大切です。

  1. 防寒性
  2. グローブの中の蒸れ
  3. 操作性

この3つのポイントで
冬用グローブを選ぶと良いのですが、
注意する点があります。

 

それは、
1の防寒性と、
2の蒸れや3の操作性とが
相反する関係(トレードオフの関係)
にあることです。

 

冬用なので
最も重要なのは防寒性ですが、

防寒性が良くなるほど、
蒸れやすくなり、また
操作性が悪くなります。

 

逆に、
蒸れにくく、操作性が良いほど、
防寒性が悪くなります。

 

 

最高気温が5℃以下の極寒であれば
防寒性が最も高い
0℃対応品が良いのですが、

極寒の中を走るのでなければ、
蒸れにくさと操作性の点から、
5℃対応品をおすすめします。

 

 

自分は寒がりだからといって
防寒性が良すぎるものを選ぶと、
グローブの中が蒸れます。

 

走り初めは寒いですが、
ロードバイクやクロスバイクは
運動量が多いので、
すぐに体温が上がり、手も温かくなります。

 

体(からだ)の方は、
ウェアのファスナーを少し下げて
外気を入れればよいですが、

グローブではそうはいかず、
熱が逃げないので蒸れて不快になります。

 

 

また、
防寒性が高いものは、
生地が厚く、指の部分が太くなるので
ブレーキやシフトレバーの操作がしにくくなります。

 

サイクルコンピューターの
小さなスイッチも思うように押せません。

 

 

これに対して、
5℃対応品は、防寒性は劣りますが、
そこは、インナーグローブで補うことができます。

 

走りはじめは寒いので
インナーグローブをして
その上からグローブをはめて走り、
手が温かくなったら、
インナーグローブを外して防寒性を調整します。

 

また、
指の部分はそれほど太くないので、
ブレーキやシフトレバーの操作に支障はありません。

 

サイクルコンピューターのスイッチも
十分に押せます。

 

ちなみに、今年(2016年)の
パールイズミ製の5℃対応品は、
指先がタッチパネル対応です。

 

 

このように、
冬用のグローブを選ぶ際は、
気温や体温の変化も考慮し、

防寒性と
蒸れにくさや操作性とのバランス
をとることが大切
です。

 

 

次に、
私が使っているグローブとその使い方を
紹介します。

 

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基準は5℃対応品/インナーグローブとの組み合わせ

私は、主にパールイズミ製の
5℃対応のグローブと、
インナーグローブを使っています。

 

冬用グローブ5℃対応

(5℃対応の旧モデルです)

 

インナーグローブ

(インナーグローブ)

 

また、蒸れ対策として、
前の記事で紹介した
半指グローブ+長指作業用手袋を携帯しています。

 

グローブの蒸れ対策1

(半指グローブ+作業用手袋)

 

その他に、
薄手の長指グローブを持っていますが、
あまり使うことはないです。

 

私は、これらのグローブを
次のように使っています。

気温や体温の変化に応じて使い分け

まず、

走り初めは寒いので
インナーグローブをはめて
5℃対応のグローブをつけて走ります。

 

しばらく走ると、体温が上がり、
そして手も温かくなった頃、
インナーグローブを外します。

 

日が陰って気温が下がったり、
夕方になって冷えてきたら、

再びインナーグローブをつけます。

 

ぽかぽか陽気の日は、お昼頃、
インナーグローブを外しても
蒸れることがありますが、
そのときは
半指グローブ+長指作業用手袋に交換します。

 

 

このように、
同じ日であっても、
自分の体温(手の温度)の変化
気温の変化(時間帯、日照)によって、
グローブを使い分けています。

 

なお、
自転車に乗る前には、
天気予報を見ると思いますが、
最低気温と最高気温も確認しておくと、
グローブの使い分けの目安になりますよ。

峠の登りと下りでの使い分け

5℃対応のグローブが
おすすめといいましたが、
これ1つで対応できる環境は限られています。

 

というのも、
パールイズミの5℃対応グローブで
足柄(あしがら)峠(標高約750m)
に行ったことがあります。
(金太郎が熊と相撲をとった足柄山の峠です)

 

峠の頂上は2℃の寒さでしたが、
登りでは、グローブの中が蒸れ、
下りでは、指先がかじかむ程冷たくなりました。

 

登りは、
スピードが出ないので
風を受けることがなく、
グローブの防寒性(防風性)は必要ありません。

 

逆に、この防寒性のせいで、
熱がどんどんこもって蒸れてきます。

 

足柄峠の坂は
冬でも汗がでるくらいきついので、
グローブの中は汗で不快になります。

 

一方、下りは、
冷たい風を受け続け、
ペダルをこぐこともないので
体(からだ)からの発熱は無く、
どんどん体温が奪われます。

 

指先は感覚がなくなるくらい
冷たくなります。
(ブレーキングにも支障がでます)

 

なので、
下りでは、防寒性を高めるため、
インナーグローブ
(又は0℃対応グローブ)
が必須で、

逆に登りでは、
通気性が良く防寒性に劣る
半指グローブ+長指作業用手袋が必要です。

 

このように、
登りと下りは全く逆の状況になるので
インナーグローブとの組み合わせや、
他のグローブとの使い分けをおすすめします。

 

 

ちなみに、足柄峠からは、
富士山の絶景が拝めます。
(展望台もありますが「誓いの丘」がいいです)

 

特に雪をまとった富士は雄大で美しいです。

 

初めて見たときは、
しばらくの間、立ち尽くしてしまいました。

 

おかげで汗が冷えて
下りは、凍えるほど寒かったので、
もし行くのなら、
十分な防寒対策をしてくださいね。
(凍結にも注意です)

 

それと、
登り(大雄山駅側から)は、
後半から坂がきつくなるので、
初心者には厳しいかもしれません。
(平均勾配7%、最大高配15%以上)

 

私にとっても厳しいですが、
富士山のご褒美があるので
また行きたくなる峠です。

おわりに

パールイズミの公式サイトの
2016年秋冬コレクションをみると、

5℃対応品は1種類しかありませんが、
0℃対応品は4種類もあります。

 

冬用グローブのメインの商品は、
0℃対応品のようです。

 

が、私は、
5℃対応品とインナーグローブを選びました。

 

5℃対応品をベースにして、
寒ければ、インナーグローブと組み合わせます。

 

それでも寒ければ
(特に極寒の中を走る方は)
0℃対応品やヒーター付きを検討してください。

 

逆に暑くて蒸れることもあるので、
蒸れにくいグローブを
用意しておくとよいです。
(半指グローブ+作業用手袋がおすすめです)

 

 

防寒性と、
蒸れにくさ、操作性とのバランス

注意して選んでくださいね。

 

そして、
気温の変化
自分の体温の変化に応じた
使い方をすれば、
快適な冬のライドを楽しめますよ。

 

インナーグローブの記事はこちらです↓
パールイズミのインナーグローブの購入レビュー

秋から冬(冬から春)の季節の変わり目
のグローブについては、こちらの記事をどうぞ↓
グローブの蒸れを防ぐには?秋冬は手のひらも快適に

冬用ウェアについて節約の点からまとめてみました↓
ロードバイクの冬用ウェアは高いので重ね着で節約