前回の記事では
トレックのドマーネALRについて
エモンダALRと比較してみましたが、

今回は、
エントリーモデルの
ドマーネ同士を比較して
どの車種がよいのか検討してみました。


ドマーネには、
ディスクブレーキ付きのモデルがあり
とても魅力的なのですが、
値段が3万円高くなり、

コンポ-ネント(コンポ)も
ティアグラと105の2種類あり、
105にするとさらに3万円高くなるので、
どちらにするか悩むことになります。


結論を先にいうと、

ディスクブレーキ付きのモデルはムリして買わなくてもよいです。

また、レースに出ないなら、
コンポ-ネント(コンポ)もティアグラで十分です。


ドマーネALRシリーズは、
どの車種でも
ロングライド志向の安定性と快適性があります。

ドマーネを選ぶ理由が、
この安定性と快適性にあるのなら、
ディスクブレーキ付きの高いモデルにしなくても良いです。

効きの良いダイレクトマウントブレーキもついています。

また、あとで説明しますが、
ディスクブレーキには
メリットとデメリットがあるので
十分に検討してから選んでくださいね。



前回のドマーネALRの記事はこちらです↓
ドマーネとエモンダの違いは?トレックのアルミモデルを比較してみた



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どの車種がよい?

車種と価格

ドマーネALRシリーズの
2017モデルには、以下の車種があります。

  • ドマーネALR4(ティアグラ)
    169,000円(税込み)
    (フレームカラー:赤又はシルバー)
  • ドマーネALR4 DISK(ティアグラ)
    199,000円(税込み)
    (フレームカラー:シルバー)
  • ドマーネALR5 DISK(105)
    229,000円(税込み)
    (フレームカラー:黒)

ちょうど、
3万円ずつ順に高くなっています。

ティスクブレーキにするなら
ブラス3万円高くなり、
さらにコンポを105にするなら
プラス3万円で合計6万円高くなります。



ちなみに、6万円あれば、
クロスバイクのトレックFX2を買って
セカンドバイクに使えます。

ディスクブレーキは必要?

ドマーネALRには、上記の通り、
3つのモデル(車種)があります。


16万9千円から22万9千円まで
6万円の価格幅があるのですが、

どれにしようか迷いますよね。


できるだけ安いのがいいけど、
ディスクブレーキや
上位グレードのコンポの105も気になります。


ですが、結論を言うと、
ロングライドやツーリング目的なら、
最も安いドマーネALR4で十分です。


ディスクブレーキのモデルも
気になると思いますが、

メンテナンスが初心者には難しいので
機械いじりが好きでないなら
おすすめしません。


定期的なパッドの交換や
ブレーキオイルの交換、エア抜き等
メカ好きな方には楽しい作業ですが、
メカが苦手なら大変です。


ショップにお願いすると、
パーツも工賃も高めなので
数千円単位で費用が発生します。
(特にブレーキオイル関係は工賃が高いです)


また、
輪行やパンク修理の後
ホイールを精度よく装着する必要があります。

でないと、
パッドとローターが接触します。
(走行時にシュッシュッといった接触音がして困ります)



とはいうものの、
ディスクブレーキは、
雨の日でも良く効き、
コントロール性もよく、
さらに太い32Cタイヤも装着できます。

それに、見た目もカッコイイです。


ディスクブレーキモデルを選ぶ際は、
メリット/デメリットをよく検討してから決めてくださいね。


自転車に乗ること以上に
自転車いじりが好きという方や
ショップの工賃が気にならない方、
輪行をしない方は、
ディスクブレーキモデルでも良いです。


が、
そうでない方は、
ディスクブレーキがついていない
ドマーネALR4がよいですよ。

ダイレクトマウントブレーキ

ディスクブレーキでなくても
ドマーネALR4には
効きのよいダイレクトマウントブレーキがついています。


通常、ロードバイクのブレーキは
キャリパーブレーキです。


キャリパーブレーキが
1点でフォークに固定されるのに対して
ダイレクトマウントブレーキは
左右の2点で固定されるので効きが良いです。


ちなみに
ドマーネALR4についている
ダイレクトマウントブレーキはテクトロ社製です。

シマノ製のダイレクトマウントブレーキもあります。↓
シマノ105ダイレクトマウントブレーキ
シマノULTEGRAダイレクトマウントブレーキ

コンポはティアグラで十分

ドマーネALRの
ディスクブレーキ付きモデルには、

コンポがティアグラ
ドマーネALR4 DISKと、

コンポが105
ドマーネALR5 DISKがあります。
(価格差は3万円です)


シマノのコンポは、
ターニー<クラリス<ソラ<ティアグラ<105<アルテグラ<デュラエース
の順で値段が高くなり、軽量かつ高性能になります。

105以上がリア11速で互換性があり、競技用モデルです。


レースに出ないのなら、また、
ロングライドやツーリング目的なら
ミドルグレードのティアグラで十分です。



ちなみに、
コンポを105にしてレースに出たり、
ヒルクライムをしたいなら、
同じアルミモデルのエモンダALR5がいいです。
フレームが軽くて操作性も軽快です。

初めてのロードバイク選び!エモンダALR5を基準に考えてみた



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さらに快適さを求めるなら

カーボンモデルのドマーネS4/アルミモデルALR5 DISKとの価格差は6千円

予算がある方は、
ティアグラよりグレードが上の
105が気になると思います。


ですが、
ドマーネの105仕様は
ディスクモデルのALR5 DISKしかなく、
税込み22万9千円もします。


それなら、あと6千円追加すれば
ティアグラ仕様ですが、
カーボンフレームのドマーネS4が買えます。

税込み23万5千円、
フレームカラーは赤です(トレックのロゴは黒)。


フレームのカラーがイヤでなければ
カーボン素材は振動吸収性が良いので
コンポを105にするより
カーボンフレームのドマーネS4にした方がよいです。


初めてのロードバイクに
20万円を超える価格は高いですが、
その1台を長く乗り続けるのであれば
コンポよりフレームにお金をかけましょう!

コンポは消耗品ですし、後でも交換できます。
それに、トレックのフレームには生涯補償もついています。

ハンドルの振動対策

ドマーネのALRとSシリーズには、
フロントの
振動吸収機構Iso Sppedがついていません。

リアのみです。
(上位モデルSLとSLRは前後の両方についています)

また、
上位モデルのSLやSLRについている
振動吸収性の良いハンドルもついていません。


なので、
ドマーネALRとSシリーズは、
上位モデルSLとSLRに比べて
ハンドルの振動吸収性が劣ります。


ですが、
こちらの記事で紹介するパーツをつければ、
上位モデル並みに
振動吸収性がアップしますよ。

ロードバイクのハンドルの振動対策!手を快適する3つのパーツ

ホイールについて

ドマーネALRシリーズも
ドマーネSシリーズも
ホイールがとても重いです。


ホイールの重量は走りに影響するので
しばらく乗って
ロングライドができる頃になったら
軽いホイールに交換すると良いです。


例えば、
シマノ製のホイールはコストパフォーマンスがよいですよ↓
アルテグラホイールWH-6800(フロント)
アルテグラホイールWH-6800(リア)

このホイールはリムが軽いです↓
WH-RS81-C24-CL


こちらはシマノの最高グレードの最軽量のホイールです↓
デュラエースWH-R9100-C24-CLクリンチャー
(もう一台ドマーネが買えそうな値段ですが)

ホイールが軽いと、ロングライドやツーリングが楽しくなりますよ↓
シマノデュラエースC24のインプレ/初めてのホイール選び

おわりに

ドマーネの特徴は、
安定性、快適性にあり、

それは、前の記事でも書いた通り、
フレームに設けられた
振動吸収機構Iso Speedと、
フレームのジオメトリー
(BB下がり、ホイールベース、ベントフォーク)
そして、太めのタイヤの効果です。


このフレームと太めのタイヤは、
ドマーネALRシリーズに共通です。

なので、
ブレーキやコンポが違う車種であっても
ドマーネALRの安定性と快適性は同じように得られます。


ですが、
ドマーネALRシリーズには、
ディスクブレーキのモデルが用意され
3万円ほど価格がアップし、
また、コンポも
競技用グレードの105のモデルがあり、
さらに3万円高くなり、合計6万円もアップします。


これらの車種は、
足りない性能を補うというより、
乗り手の好みのオプションをつけたモデル
と考えた方がよいです。


ディスクブレーキや
コンポが105のモデルも良いですが、

差額の3~6万円で、
振動吸収パーツをつけたり、

少しお金を足せば
軽量ホイールに交換したり、
カーボンフレームのS4にすることもできます。



ロードバイクは、
完成車の価格が高いからといって
乗り手に最適なモデルとは限りません。


予算は限られていますので、
同じメーカー/シリーズであっても
スペックの比較はもちろん、
買った後のメンテナンスや
取り扱い性のことも考慮
して
自分に最適なバイクを検討しましょう。


この記事が初めてのロードバイク選びにお役に立てれば幸いです。



前回のドマーネALRの記事はこちらです↓
ドマーネとエモンダの違いは?トレックのアルミモデルを比較してみた


エモンダについてはこちらの記事をどうぞ↓
初めてのロードバイク選び!エモンダALR5を基準に考えてみた

アルミモデルのエモンダALR5とカーボンモデルのエモンダSL6を乗り比べてみた


ロングライドではリュック(バックパック)を背負うより、以下の大型のサドルバックを使うと、疲れにくいですよ。

大型サドルバックの定番です↓
オルトリーブのサドルバック(L)

オルトリーブのサドルバック(M)


この製品は重いですが、着脱がワンタッチで、両サイドのファスナー付きの収納部が便利です↓
リクセン&カウルのコアントアーマグナム
(シートポストへの取り付け位置が低いと、走行中の上下の揺れでタイヤと接触するので注意です。カーボン製のシートポストには使用できません)


フレームバックにはこんなのがあります↓
ブラックバーンのフレームバック(M)

小さめのフレームバックです↓
リストラップのフレームバック(S)

トップチューブバックは便利ですが、立ちこぎの時に脚にあたるが欠点です↓
トピークトップチューブバック