前回の暑さ/熱中症対策に引き続き、今回は、
日焼け/紫外線対策についてまとめてみました。
ロードバイクに乗り続けていると
一日の走行距離が50km、100kmと伸びて
ロングライドができるようになり、
ロードバイクがどんどん楽しくなります。
ですが、
走行距離が伸びるほど
紫外線を長時間あびることになります。
私は、帰宅後に顔がヒリヒリ痛み、
毎週、我慢して乗り続けていたら
顔に大きなシミ(薄茶色のカサカサな痕)ができてしまいました。
もちろん、目元の下と鼻の上にはサングラス(アイウェア)のラインがクッキリとついています。
日焼けのラインやシミくらいならいいですが、
ヒリヒリする傷みはどうにも我慢できません。
また、
紫外線を大量にあびると
皮膚がんや、白内障などの目の異常、
免疫の働きの低下が起きやすくなるといわれています。
健康にいいからと
大金を払ってロードバイクを買ったのに、
病院に行くことになったら意味がありません。
そこで、この記事では、
ロードバイクの特にロングライドでの
日焼け/紫外線防止の方法とアイテムをまとめてみました。
この記事がお役に立てれば幸いです。
前回の熱中症/暑さ対策の記事はこちらです↓
→ロードバイクの熱中症/暑さ対策をまとめてみた
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日焼け/紫外線対策のポイントとアイテム
日焼け/紫外線対策のポイントは、
体の露出部分に紫外線をあてないことです。
簡単なようですが、ロードバイクでは
他のアウトドアスポーツ同様、けっこうやっかいです。
この記事では、
半袖ジャージと、レーパン(レーサーパンツ)、ヘルメットを着用したとして、
露出部分の
目、顔、腕(手を含む)、脚に
紫外線をあてないための以下のアイテムについて説明します。
つけると暑いのでは?
と思うアイテムもあるかもしれませんが、
意外と使える製品もあるので紹介します。
- 日焼け止め(「SPA」と「PA」に注意!)
- フェイスカバー(スポーツマスク)
- サングラス(アイウェア)(「紫外線透過率」に注意!)
- アームカバー
- グローブ
- レッグカバー
以下に、順に説明します。
日焼け止め/SPFとPAの表示に注意!
日焼け/紫外線対策といえば、
日焼け止めですが、
選ぶときにはその表示に注意してください。
次の2つの表示で
日焼け止め効果の目安が示されています。
- SPF値:「UV-B」による日焼けを防げる時間の目安
- PA分類:「UV-A」に対する効果の目安
「UV-A」と「UV-B」は、
紫外線の種類(波長)の違いを示しています。
「UV-A」は「日焼け」の原因となり、
「UV-B」は「光老化」の原因となります。
ロードバイクのロングライドでは、
とにかく効果が高いものを選ぶ必要があります。
以下を目安にするとよいです。
- SPF値なら「30~50+」
(50の次に高い値は50+) - PA分類なら「PA+++」又は「PA++++」
(+の数が多いほど効果が大)
紫外線には、
「UV-A」と「UV-B」の両方が含まれるので
「SPF値」と「PA分類」の両方に優れる日焼け止めを選ぶ必要があります。
ただし、効果が高い製品の中には、
皮膚に負担をかけるものがあります。
また、同じ「SPF値」、「PA分類」であっても
製品によって成分組成が異なるので
肌に合わないときは違う製品にかえてください。
効果が高い日焼け止めであっても
汗で流れたり、
汗をぬぐったときに取れたりするので
こまめに塗り直す必要があります。
汗で流れにくい耐水性(ウォータープルーフ:water proof)の高い製品を選びましょう。
日焼け止めを塗るときは、
すり込むのではなく、
軽く肌に乗せるイメージで
均一に塗ります。
効果の高い日焼け止めは値段も高いです。
ですが、けちらないで、しっかり塗りましょう!
このぐらい値段が高いと効果も十分にあります↓
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→アグレッシブデザイン 日焼け止め Top Athlete Sun Protect “Fighter”
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日焼け止めは落ちにくいので
クレンジングオイルも用意しておくとよいです。
顔の日焼け紫外線防止/「フェイスカバー」(スポーツマスク)
日焼け止めが
肌に合わなかったり
塗り直しがメンドウなら、
フェイスカバー(スポーツマスク)を使うとよいです。
私は、塗り直しがメンドウなのと、手がベトベトするのがイヤなので、フェイスカバーを使っています。
見た目が怪しくなりますが、紫外線の防止効果は抜群です↓
サンガードコンシャス 影美肌クールミニ
(上が日焼け/紫外線防止用フェイスマスク、下が使い捨てマスクです)
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→サンガードコンシャス 影美肌クールミニホワイト
グレーも使っています↓
→サンガードコンシャス 影美肌クールミニグレー
楽天でも売っています↓
→「影美肌」送料無料!日焼け防止スポーツに最適UVカット日焼け防止用フェイスマスクミニタイプ
サングラスと一緒につけると、
見た目は怪しい感じになりますが、
息苦しくなく、夏でも蒸れにくいマスクです。
詳しくはこの記事に書いています↓
→息がしやすい夏の日焼け防止マスクをロードバイクに使ってみた!購入レビュー
パールイズミのUVフェイスカバー
見た目の怪しさ感がさらにアップしますが、こんなフェイスカバーがあります↓
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→パールイズミのUVフェイスカバー
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首回りをおおうタイプなので、
夏に使うと暑そうですが、春や5月、秋冬なら使えます。
夏用なので通気性が良いです。
その他に、値段は高いですが、
首元を覆わないスポーツマスクにはこういう製品もあります↓
ナルーマスクN0U(エヌゼロユー)
メッシュで息がしやすい日焼け防止マスクです↓
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ナルーマスクは種類が多いので、冷感タイプも発売されています↓
ナルーマスク F1s(エフワンエス)
接触冷感素材が使用された夏用スポーツマスクです。
前と後に
花粉や飛沫、ホコリを防ぐフィルター部と、
通気性のよいメッシュ部があり、
前後で使い分けることができます。
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→NAROO MASK (ナルーマスク)F1s 接触冷感素材の夏用スポーツマスク エチケットマスク
価格が安いのがいいなら、
通気性は低くなりますが、こんな夏用のマスクがあります↓
リベルタ(Liberta)の氷撃マスク
フリーズテック(FREEZE TECH)による冷感を重視したマスクです↓
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→【2021年モデル】FREEZE TECH (フリーズテック) 氷撃 冷感マスク 夏用 洗えるマスク 消臭 UVカット
また、花粉の季節になれば、
各社の花粉対策用のスポーツマスクで紫外線対策をしてもよいです。
例えば、こんなマスクがあります↓
ナルーマスクX5s(NAROOMASK X5s)
ナルーマスクのスタンダードタイプ(X5s)です。
上記のF1sより価格を抑えた製品です。
(F1sよりフィルターの性能が低いですが花粉は防げます)
前と後に
花粉を防ぐ目の細かいフィルター部と
通気性のよい目の粗いメッシュ部があり、
前後で使い分けることができます。
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→NAROO MASK(ナルーマスク) X5s スポーツマスク フェイスマスク
フェイスマスクには、
いろいろなタイプがあるので、
紫外線対策を1年を通して行う際は、
季節に応じて使い分けると良いです。
どれをつけても
見た目は怪しくなりますが、
日焼け止めを塗るより効果があります。
目の紫外線防止/「サングラス」(アイウェア)
紫外線は、
目にも悪影響を及ぼします。
なので、
サングラス(アイウェア)で保護する必要があります。
紫外線だけでなく、
飛び石や砂、虫、風圧から
目を保護するためにも必須のアイテムです。
レンズの色はいろいろありますが、
UVカット加工されたものを選びましょう。
レンズの色が黒でも、紫外線(UV)をカットできないものもあるので注意してください。
逆に、透明のレンズでも、UVカット加工されていれば紫外線を防止できます。
自転車用品メーカーの
サングラスを選んでおけば間違いないです。
例えば、この製品は、
1万円もしないのに
かけ心地がよくてこめかみが痛くなりにくいです↓
フレームの材質が弾力性のよい「TR90グリルアミド」製でノーズパッドも調整できます。
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→OGK KABUTO(オージーケーカブト) 101 サングラス マットブラック (撥水レンズ2枚付)
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→OGK KABUTO 101 サングラス (2セット撥水レンズ) 自転車 アイウエア サングラス
このサングラスは、フレームに弾力性がある上に、紫外線を100%カットできます↓
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→BBB スポーツサングラス フルビュー BSG-63 交換レンズ(イエロー/クリア)付属
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→BBB ビービービー サングラス スポーツサングラス フルビュー BSG-63 アイウェア サイクルウェア ロードバイク 自転車
値段は高くなりますが、
上記のいずれの製品にも
調光レンズ(周囲の明るさに合わせて自動的にレンズの明るさが変化するレンズ)のタイプがあります。
OGK KABUTO(オージーケーカブト)の調光タイプ↓
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→オージーケーカブト(OGK KABUTO) 自転車 スポーツサングラス/アイウエア 101PH (撥水クリア調光レンズ) マットブラック サイズ:M/L
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→OGK KABUTO 101 PH サングラス (撥水クリア調光レンズ) 自転車 アイウエア サングラス
BBB スポーツサングラス フルビューの調光タイプ↓
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→BBB スポーツサングラス フルビューPH BSG-63PH 調光レンズ
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→BBB ビービービー サングラス スポーツサングラス フルビュー PH BSG-63PH アイウェア サイクルウェア ロードバイク 自転車
もっとカッコイイのが欲しいなら、
オークリー(OAKLEY)や、100%(ワンハンドレッドパーセント)、ルディ・プロジェクト(Rudy Project)、アグー(AGU)、アソス(ASSOS)、ウコイ(EKOI)、クー(KOO)、ポック(POC)等のプロ選手が使用している製品をチェックしてみてください。
(ただし、値段は高いですよ)
腕の日焼け紫外線防止/「アームカバー」
腕の日焼け/紫外線防止にはアームカバーをつけるとよいです。
直射日光による火照り(ほてり)も防げます。
見た目は暑そうですが、
この製品なら走行していれば意外に暑くないです↓
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→[パールイズミ] コールド シェイド アームカバー 401 メンズ
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→パールイズミ 401 コールド シェイド アームカバー 2021年モデル 春夏 自転車 サイクルウエア
詳しくはこちらの記事に書いています↓
→夏にアームカバーは暑くない?購入レビュー
手の日焼け紫外線防止/「グローブ」
手の甲も日焼けするのでグローブをつけると良いです。
手のひらの傷みや、転倒(落車)したときの傷を防止できるので、夏でもつけることをおすすめします。
通気性の良いメッシュ素材を使ったこんな指切りタイプ(ハーフフィンガータイプ)の製品があります↓
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→CXWXC サイクルグローブ 夏用 指切り サイクリンググローブ gelパッド 衝撃吸収 メッシュ仕様 通気性 滑り止め 脱着簡単 吸汗速乾 自転車グローブ 男女兼用(S-10CX)
gelパッドではなく通常のパッド付きですが、もっと安くて通気性のよいグローブもあります↓
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→Souke Sportsサイクルグローブ メンズ 3Dパッド付 バイク グローブ 指切り 自転車手袋 吸汗速乾 サイクリンググローブ 通気性 ロードバイク グローブ
楽天にも同様な製品があります↓
→【全国送料無料】サイクルグローブ 春夏用 サイクリンググローブ 通気性 UVプロテクション 衝撃吸収 グリップ力 伸縮性 タッチパネル対応 再帰反射 自転車グローブ ハーフフィンガー 手袋(GIYO/ S-23)
指先の日焼けやも防ぎたいなら、
通気性の良い「長指タイプ」もあります↓
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脚の日焼け紫外線防止/「レッグカバー」
脚の日焼け防止にはレッグカバーをつけるとよいです。
見た目は暑そうですが、
この製品なら意外に暑くないです↓
(すね毛対策にもなります)
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→パールイズミ 411 コールド シェイド レッグカバー 2021年モデル 春夏 自転車 サイクルウエア
購入レビューはこちらで書いています↓
→足の日焼け/紫外線対策!パールイズミのレッグカバー購入レビュー
紫外線の強い時期は?
紫外線の特に強い時期は5月~8月です。
なので、この時期はしっかり日焼け/紫外線対策をする必要があります。
新緑の5月も紫外線が強いので注意してください。
その他の時期はどうでしょうか?
桜が咲く3月~4月や、
秋風がふく9月であっても
晴れの日なら紫外線はけっこう強いです。
また、このような暑さが和らいだの時期では走行時間が長くなり、
紫外線をあびる時間も長くなります。
なので、
赤くなってヒリヒリ痛む日焼けよりも、
紫外線(特にUV-A)を長時間あびることによる
光老化(シミ、深いシワ)に注意する必要があります。
詳しくはこちらの記事に書いています↓
→紫外線の強い時期と時間帯は?自転車乗りの日焼け防止の注意点!
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おわりに
もう一度、
日焼け/紫外線防止のためのアイテムを書いておきます。
- 日焼け止め(「SPA」と「PA」に注意!)
- フェイスカバー(スポーツマスク)
- サングラス(アイウェア)(「紫外線透過率」に注意!)
- アームカバー
- グローブ
- レッグカバー
これらのアイテムを組み合わせて日焼け/紫外線対策をしてみてくださいね。
愛車のケアやメンテナンスも大切ですが、
気が付いたら、愛車はピカピカだけど
自分の顔や手足はシミ、シワだらけ、
とならないように
しっかり日焼け/紫外線対策をしましょう。
この記事がお役に立てれば幸いです。
紫外線の強い時期だけでなく、紫外線の強い時間帯もこの記事で確認しておいてください。また標高にも注意が必要ですよ↓
→紫外線の強い時期と時間帯は?日焼け紫外線防止の注意点!
フェイスカバー(スポーツマスク)の購入レビューも書いてみました↓
→息がしやすい夏の日焼け防止マスクをロードバイクに使ってみた!購入レビュー
アームカバーの購入レビューも書いています↓
→夏にアームカバーは暑くない?パールイズミのアームカバー購入レビュー
レッグカバーの購入レビューも参考にしてみてください↓
→脚の日焼け対策!パールイズミのレッグカバー購入レビュー
熱中症/暑さ対策の記事はこちらです↓
→ロードバイクの熱中症/暑さ対策をまとめてみた
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