前回の記事の引き続き、
ロードバイクの鍵の選び方について書いてみます。

今回の記事のテーマは「鍵の重さ(軽さ)」です。

 

ロードバイクは、
入門用でも10万円
少し良いものなら、
20~30万円は普通なので、
盗まれたら大変です。

ですが、
盗難が不安だからといって
頑丈な鍵を選ぶと、重くなります。

 

盗まれるのはイヤだけど、
重くなるのもイヤなので、
どうしたらいいか悩みますよね。
(私は悩みました)

今回は「鍵の重さ(軽さ)」の観点から、
私が使っている鍵を紹介しながら、
ロードバイクの鍵を選ぶポイントについて書いてみます。

この記事がお役に立てれば幸いです。

 

前回の記事はこちらです↓
「カギ式かダイヤル式か」で迷っていたら読んでみてください↓
ロードバイクの鍵をカギ式からダイヤル式にかえた理由

 

こちらの記事ではダブルループロックの使い方をまとめてみました↓
ロードバイクを地球につなげるダブルループロックの使い方

 

 

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私が使っている鍵(ワイヤーロック)の紹介/選んだポイント

私の場合、
メインで使っているロードバイクは屋内で保管し、
昼間の駐輪は、
コンビニやトイレ休憩くらいの短い時間です。

 

仲間たちとツーリングに行くときは、
昼食の休憩が少し長くなりますが、
それでも60分以内です。
(アルコールがなくても話がはずんで長くなります)

 

このような駐輪スタイルにおいて、
現在、私が使用している鍵は次の2つです。

GIZAワイヤーロック

(左がダブルループ、右がコイルタイプです)

 

左のダブルループには、
ロック部分がついてないので、
右のダイヤル式ワイヤーロック
ロック部分を代用しています。

 

それぞれのサイズは以下の通りです。

  • ダブルループタイプのワイヤー
    「GP ロック 166 ダブルループ 3×1800mm」
    長さ180cm、太さ0.3cm、重さ30g (実測))
  • コイルタイプのダイヤル式ワイヤーロック
    「PL626 コンビネーションロック 3×1200mm」
    長さ120cm、太さ0.3cm、重さ64g (実測))

(いずれもGIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ)製)

上記のダブルループとワイヤーロックは、次のポイントで選びました。

  1. 軽さ
  2. 収納/携帯のしやすさ
  3. 長さ
  4. ダイヤル式(3桁)

以下に順に説明します。

 


 

ダブルループのワイヤーは、アマゾンと楽天で似た製品がいろいろ売っています↓

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巻くのが面倒ならコイルタイプもあります↓

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コイルタイプのダイヤル式のワイヤーロックも、アマゾンや楽天で購入できます↓

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軽さを優先

ロードバイクにとって軽さは重要ですよね。

なので、
鍵は軽いに越したことはありません。

 

私が使っている鍵の重さは、それぞれ
30g と 64g で合計94gです。

以前に使っていた
タイオガ製のダブルループは、
重さが194g(実測)なので
(収納ベルトとキー1個を含む)
ちょうど100gの軽量化をしたことになります。

 

パーツ交換で100g軽くしようとすると、
何万円もかかるので費用対効果は大きいです。

 

その一方で、軽くなった分、
ワイヤーの太さが
0.3cm (3mm)と細いので、
簡単に切断されてしまう不安はあります。

ですが、プロに狙われたら、
どんな鍵でも開けられてしまうので、
軽さを優先して、
上記の細い鍵を使っています。

ただし、
駐輪時間が短いことが前提です。

 

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収納/携帯のしやすさ

下の写真では、
私が現在使っている
GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ)製の
ダブルループのワイヤーと、

前に使っていた
タイオガ製のダブルループケーブルロックを並べています。

ダブルループ比較

 

写真をみれば、
収納状態でのサイズが大きく違うことが分かります。

 

タイオガ製のダブルループは大きいので、
小型のサドルバックや背中のポケットには入りません。

大きめのサドルバックや
ツールボトルには入りますが、
かなりのスペースを占有してしまいます。

 

これに対して、
私が使っている鍵は、いずれも
手のひらに収まるサイズなので、
携帯しやすく

サドルバックや
背中のポケット、
サドル下のレール間のスペース等、
好きな場所に収納でき、場所も取りません

 

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ワイヤーの長さ/ダブルループタイプがおすすめ

ロードバイクは軽いので
チョット目を離したすきに、
あっという間に車に積んでもっていかれます。

 

なので、
ロードバイクを駐輪する際は
地球ロックする必要があります。

(「地球ロック」とは、
建物の柵や柱などの地面に固定されたものに
鍵で自転車を固定することをいいます)

 

ですが、
ロードバイクは、ホイールを簡単に外すことができるので注意が必要です。

 

ホイールだけ地球ロックすると、
フレーム本体を持って行かれ、

フレームだけ地球ロックすると、
ホイールを持って行かれます。

 

これを防ぐためには、
フレームと
フロントホイール及びリアホイール

3つにワイヤーを通して
地球ロックする必要があります。

 

その点、
ダブルループタイプのワイヤーなら
十分な長さ(1.5~2m)と、両端に輪があるので大丈夫です。

 

なお、
ダブルループロックの使い方についてはこの記事に書いています↓
ロードバイクを地球につなげるダブルループロックの使い方

 

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ダイヤル式かカギ式か

鍵には、
「ダイヤル式」と「カギ式」がありますが、
番号が合えば道具なしで開いてしまうダイヤル式は不安です。

 

なので、
ダブルループワイヤーは、以前、
カギ式の南京錠と組み合わせて使っていました。

南京錠

 

ですが、
南京錠は意外と重く
(写真の右上の南京錠が20g、右下の南京錠が30g)
ダブルループ本体(30g)とほぼ同じ重さです。
(なお、南京錠は1つあれば良いです)

また、
鍵(キー)の出し入れの手間や、

なによりも
「もし鍵(キー)を遠くで無くしたら!」
という不安が大きくなり、
南京錠からダイヤル式ワイヤーロックにかえました。

 

コイルタイプのワイヤーロックとの組み合わせのメリット

ダブルループタイプのワイヤーは、
使ったあと、小さく巻いてまとめるの面倒です。

なので、
「短い時間だし、まっいいか」と
鍵をしないでコンビニに入ってしまいそうになります。
(そういうときに限って自転車が盗まれます)

 

そんなとき、
コイルタイプ
ダイヤル式ワイヤーロックなら、
さっとポケットから出してロックできます。

もとの形状がコイル状なので
使った後に小さくまとめる必要もありません。

 

少し短いので(120cm)、
フレームと一方のホイールしか
地球ロックできませんが、
全く鍵をしないよりは断然いいです。

 

という理由で、
短時間の駐輪に限定で、
コイルタイプのダイヤル式ワイヤーロックを携帯しています。

 

駐輪時間が少し長くなるときは、
少し手間はかかりますが、
ダブルループワイヤーと組み合わせて
ロードバイク全体を地球ロックします。

 

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長さが足りないときは、コイルタイプのダブルループと組み合わせるとよいです↓

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おわりに

ロードバイクの盗難は不安ですが、
鍵で重くなるのもイヤです。

なので、私は、
主に軽さを重視して鍵を選びました。

 

その代わり、
駐輪時間はできるだけ短くしています。

 

また、仲間と走るときは、
コンビニに一緒に入ることはせず、
一人は自転車の近くで待機して交代でコンビニに入ります。

 

昼食のときは、みんなで店に入りますが、
2台以上のロードバイクを重ねて、
みんなの鍵を持ち寄って
複数の鍵で地球ロックします。

 

このように
軽くて細い鍵を選んだ分、
意識して盗難対策をするにしています。

 

 

プロに狙われたら
どんな鍵をつけていても盗まれてしまいます。

 

ロードバイクは狙われやすいので、
人通りの少ない場所
長い時間、駐輪しないようにしましょう!

 

この記事が鍵の検討の際にお役に立てれば幸いです。

 

 

「カギ式かダイヤル式か」で迷ったら、こちらの記事も参考にしてください↓
ロードバイクの鍵をカギ式からダイヤル式にかえた3つの理由

 

ダブルループの鍵のかけ方については、こちらの記事をどうぞ↓
ロードバイクを地球につなげるダブルループロックの使い方

 

細くて軽い鍵では不安な方は、コチラの記事を参考にしてください↓
クロスバイク用の記事ですが、軽さより防犯性を重視した鍵について書いています↓

クロスバイクのカギを選ぶ3つのポイント
(軽さより頑丈さを優先しています)

クロスバイクの鍵はダイヤル式よりカギ式がよい?その理由は
(本記事とは逆にカギ式をすすめています)

 

 

 

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